あんつぁんの風の吹くまま

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2018年 01月 22日 ( 1 )

米国大統領の米国国民に対する「裏切り」が世界に甚大なる禍をもたらした

 隠された歴史の真実を公言する者を歴史修正主義者と罵る人々が相変わらずたくさん居ますが、可哀想に、そういう無知な人々も歴史を捏造した政治家に騙された被害者であることに気付いていないのです。

 面白い事に、明治維新の立て役者である西郷隆盛は西洋社会を文明社会とは見做していませんでした。『南洲翁遺訓』に拠れば西郷隆盛は「文明」について次のように言っていたそうです。

 《 文明とは道の普く行なはるるを賛称する言にして、宮室の荘厳、衣服の美麗、外観の浮華を言ふに非ず。世人の唱ふる所、何が文明やら、何が野蛮やら些とも分からぬぞ。予嘗て或る人と議論せしこと有り、「西洋は野蛮じゃ」と云いしかば、「否、文明ぞ」と争ふ。「否な否な野蛮じゃ」と畳みかけしに、「何とて夫れ程に申すにや」と推せしゆゑ、「実に文明ならば、未開の国に対しなば、慈愛を本とし、懇々説諭して開明に導く可きに、左はなくして未開蒙昧の国に対する程むごく残忍の事を致し己を利するは野蛮じゃ」と申せしかば、其の人口をつぼめて言無かりきとて笑はれける 》

 歴史教科書では西洋文化を取り入れた事を文明開化と教えてきましたが、西郷隆盛からすれば、あれは排仏毀釈のような野蛮な事を正当化するための明治政権による歴史の捏造なのです。

 しかし、今年は明治維新から百五十年の節目だそうで、あらためて世界史の検証にも拍車が掛かることでしょう。何故ならば、幕末以降の世界の歴史は日本を抜きにしては語れないからです。


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by antsuan | 2018-01-22 06:04 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)