あんつぁんの風の吹くまま

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新党劇場の幕開け


 今年の梅雨はどうやら空梅雨の気配です。夕立はそこそこ降るのですが、明るい陽射しもサーッと射してきてジメジメ感はありません。
 
 ところが我が国の政治の方は全く逆で、ジメジメぐぢゅぐちゅ、本当に梅雨入りの状態です。もう新聞を見る気にもなりません。多分、国民もそのようなフラストレーションが高まってきているのでしょう。今朝も、地元の参議院議員と一緒にビラ配りを駅頭でやって来たのですが、反応は上々でした。
 
 ところで、こちらの選挙区は三つどもえの非常に厳しい展開が予想されるにもかかわらず、お隣り横須賀地区は全く静まり切ったままです。小泉元首相の次男が立候補する予定なのですが、ビラひとつ貼られていないのです。表立った選挙運動はありません。近々横須賀市長選挙があり、その応援に小泉元首相が地元に帰ったと報道されましたが、それだけです。うがった見方をすれば、小泉元首相の引退撤回もあるのではないかと考えてしまいます。

 民主党は支持率も上がって政権奪取間違いなしと意気込んでいますが、大きな落とし穴が待っているのじゃないでしょうか。自民党も民主党もその他の野党も郵政民営化見直しを表明していますが、四年前の民意をすっかり忘れているようです。あの民意は、官僚主導の政治はもうゴメンだといっているのです。

 もしここで、小泉さんが新党でも作って再度民営化を叫んだらどうなるでしょう。じつは小泉さんは別として、新党結成の動きはもうじき、そう、あと二三週間のうちに表面化してくると思います。それに関わっている議員からの感触では、小泉さんの引退撤回はないと思いますが、逆にこの新党結成の動きを見ての引退撤回はありなのかなと、思い浮かべてしまいました。

 国民の皆さん、期待して待ってて下さいね、新党劇場の幕開けを。
by antsuan | 2009-06-17 14:54 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)