あんつぁんの風の吹くまま

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我が国のこの半年の筋書き


 今の麻生内閣は戦時中の小磯内閣とそっくりだと前に断言したことがありますが、ますます、その様相が顕著になって来ました。

 皆さんが肌身にしみて感じておられるように、今は金融戦争の真っ最中なのです。そして、今度の終戦処理は、上手くすれば敗戦ではなく、我が国の勝利によって終えることが出来ます。しかし、ここまで来てしまった以上、我が国も深い傷を負うことは覚悟しなければならないと思います。

 麻生首相は予算案通過のめどを立てることを条件に退陣すると予想するのが自然な筋書きです。ところが、外圧はその間にかなり厳しくなると予想します。三月十日に東京大空襲が遭ったように、無政府状態の日本に対して外国は何でもやって来ると考えます。北朝鮮のテポドンも撃ち込まれる可能性があります。あの大戦では四月に沖縄戦がありましたが、同様に四月ごろ、尖閣諸島かその付近の大陸棚で流血の騒ぎが起こるかも知れません。

 そうなって、ようやく小泉さんが重い腰を上げると云うか、国民が指名に近いラブコールを送ることになるでしょう。なぜ、そこまで小泉さんが動かないかと云えば、総理大臣には国会の解散権があるからです。自分は引退すると明言している以上、それを撤回してまで動くとなれば、国民の信頼は得られないと読んでいるはずです。

 今回の終戦処理にはアメリカ産業の復興が欠かせません。小泉さんは、我が国の終戦処理、つまり憲法改正よりも先に、そちらの方を優先すると考えます。やり方は簡単です。今までチャイナ産業振興の手助けを何兆円もつぎ込んでやってきましたが、それを打ち切って、今度はアメリカ産業復興の手助けをするのです。即ち、チャイナの農作物の代わりにアメリカ産の物を購入し、アメリカに工場を造って、日本の技術でアメリカ人に物を造らせるのです。これは、日米同盟の枠の中でどうにでも出来ることです。

 太っ腹な小泉さんのことですから、アメリカ国債の放棄も明言するでしょう。しかし、そうしたらチャイナは黙っちゃ居ないでしょう。北朝鮮のテポドンに原爆を積ませて、日本の何処かの都市に落とさせるかも知れません。

 そこでようやく我が国民は目覚め、東京裁判の無効を積極的に叫び、抜本的な憲法改正のための内閣が新たに発足することでしょう。
by antsuan | 2009-02-09 20:44 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)