2005年 06月 09日
過激革命闘士家の娘
重信房子という日本赤軍のリーダーの娘、重信メイさんが日本で活躍しているのを、雑誌を読んで知った。パレスチナ人とのハーフということだが、顔写真は知性的でとっても美人。
しかしこの雑誌を読んで、時代が変わったんだということをつくづく感じる。勿論、ベルリンの壁が崩壊したことも大いに関係あるのだが、日本が経済的に大国になり、政治問題についても余裕を持って対応できる大国になったことを痛感し、また日本赤軍の活動と同じ世代を生きたものとして感慨にふける事頻りである。 美人は七難隠すというが、娘さんの顔写真を見ると過激な革命闘士家のおっかさんの方も許してあげたくなってしまう。それにしても本当に、あの時代が風化しつつあるのだなぁと、またまた溜め息をついてしまうのだが、あの過激派の連中に文字通り拷問にあったり攻撃された人がいるわけで、やはり革命の名によって暴力は美化されてはいけないのだと、もう一度気を締めている。 日本赤軍のような過激な革命家の輸出はいただけないが、中東やチャイナそれに朝鮮などは真の民主的革命を必要としているのも、ある意味で事実であると思う。明治時代においては、福沢諭吉など近代化に目覚めた日本人が、朝鮮や大陸の多くの革命家を育てまた匿っていた。其の当時から日本は革命輸出国であったのだ。 恐らく此れからの時代においても、平和な日本の繁栄を見聞きした者が、自国の革命に燃えて立ち上がることだろう。其れを恐れている国がまだ近くにあり、日本にスパイなどを送り込んでいる。しかし真の世界の平和を考えるならば、革命を輸出することは国益にも適うことであり、ためらってはいけないと思う。 日本は思想まで輸出する国になった。 それは世界の平和のために良いことだと信じている。
by antsuan
| 2005-06-09 06:57
| 思想・瞑想・時代考証
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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