2005年 06月 01日
相撲で広げよう世界の平和
巨人、大鵬、卵焼きで育った世代なのだ。しかし、プロ野球も相撲もだいぶ落ち目になってきた。いまの子供たちはサッカーかゲームにばかり熱中している。テレビも観ていないかも知れない。
平和な日本には他にスポーツはいくらでもある。もちろん野球や相撲の人気がなくなってきた原因は、古い体質が原因しているのも事実だと思う。しかし、野球はともかく相撲は一応国技と言われている。それよりも何よりも格闘技としてこれほど高級なものはないと思うのだ。 正々堂々と戦う意思表明をして勝負をする。こんな格闘技が他にあるだろうか。間違いなく相撲は日本の文化を象徴している。そして、この相撲文化は将棋文化と同じに極めて人道的な戦いを教示していると言えないだろうか。 武器は持たず防護もせず戦う。勝ち負けもシンプルである。土に着くか土俵を出るかで決まる。直ぐ勝負が決まってしまうのも良い。相撲を取ってみれば分かるのだが、この技も結構難しいし、頭を使い、一瞬の駆け引きはその技を知れば知るほど面白みが出てくる。 日本の精神を子供に伝えるためにも、せめて中学の体育の時間に正規の授業として相撲を教えるべきであると思う。外国人が横綱になってもよいではないか。日本の精神を世界の人に理解してもらえるのは嬉しいことだ。 名大関貴乃花が亡くなったがこれで相撲が終わるのではない。人道的戦いの象徴として相撲を世界に広げよう。
by antsuan
| 2005-06-01 06:34
| 思想・瞑想・時代考証
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Comments(2)
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いちばん熱中したのは栃若時代で栃錦ひいき、などと古いことをいいだすときりがないですが、その後の大鵬・千代の富士・貴乃花は大横綱で名力士だと思います。中でも病を克服した大鵬には力士を超えた風格を感じます。定年なんてもったいないです。相撲界のためには、相談役でも顧問でもいいから残ってもらったらいいのに……。
病気を克服した大鵬はやっぱり横綱ですね。
相撲は相撲道だと思うのです。世界に広めて欲しいと思います。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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