あんつぁんの風の吹くまま

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高杉晋作的心


 上海に渡航した際に白人に虐げられた支那人の姿を見て、高杉晋作は下関戦争(馬関戦争)で負けたときの講和会議で、領土(彦島)の租借だけは絶対認めず譲歩しなかった。

 いま、チベットで起きている出来事を見聞きして、我々は何もしなくてよいのだろうか。

 領土を占領されるということがどういうことなのか考えなくてよいのだろうか。主権を侵害されるということの意味を考えなくていいのだろうか。

 祈るだけではダメではないかと思うのだ。武器を持たなくてもいい、しかし、外交能力、すなわち言葉でやる戦争まで放棄するべきではない。
by antsuan | 2008-04-15 19:01 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)