2007年 10月 04日
負の外交能力
日本が米国の属国である証拠は外交を見れば一目瞭然である。先日のミャンマーにおける日本人報道関係者が軍事政権のデモ鎮圧部隊に射殺された事件においても、謝罪の言葉すら引き出すことが出来なかった。せいぜい経済援助の縮小と云う程度でお茶を濁している。つまり、日本人の安全など外交目的には全然存在しない。
これを負の外交能力と云う。つまり、我が国の国益、我が国民の安全よりも相手の国益を優先する外交であり、これが属国である証拠なのだ。 ミャンマーの軍事政権を支えているのはチャイナである。インドも米国もチャイナを刺激したくないから、零細国の出来事など眼中にない。もちろん日本もチャイナと事を荒立てたくないから、一人のジャーナリストが死んだぐらいではなんにもしない。 拉致問題にしても、六カ国協議でどのような進展があっただろうか。小泉首相が自主外交をしようとして平壌に乗り込んで行ったら、慌ててチャイナも米国もそれを止めさせようと計らった。それが六カ国協議なのだ。つまりは日本に自主外交をさせないように核大国が押さえ込んできたと云う訳だ。 しかし、このような負の外交能力はある意味では正しい。なぜならば憲法第九条を忠実に守り続けている証しでもあるのだから。
by antsuan
| 2007-10-04 22:35
| 政治・経済
|
Trackback
|
Comments(0)
|
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
* * * お断り エキサイトブログ利用規約の禁止行為に抵触するような発言及びトラックバックについては断りなく削除します。 最新のコメント
記事ランキング
検索
フォロー中のブログ
海峡web版 掬ってみれば無数の刹那 (まめ)たぬきの雑記 マイ・ラスト・ソング 草仏教ブログ Hey! Manbow 中野 馨一が創る 外構、... 村人生活@ スペイン mitsukiのお気楽大作戦 九十代万歳! (旧 八... ふらわ~ずroom 夕焼けわんわん♪ 幸せごっこ 旅は靴ずれ世はお酒 私がローマで独りで始めたわけ 飛んでも五分歩いても五分 遺言&形見分け 港座・酒田台町シネマスト... ゆっくり生きる Just The Way... 黙って寝てはいられない!... 俺の心旅 脳梗塞&重症筋無力症闘病ブログ 外部リンク
画像一覧
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... カテゴリ
ライフログ
歴史・伝統文化
政治経済
その他の文庫
タグ
ファン
ブログジャンル
|