2007年 02月 26日
2.26事件の日を国民は忘れるべきではない。
今日は日本人だったら忘れてはいけない、2.26事件の起きた日です。軍事費削減を断行しようとした大蔵大臣高橋是清始め、多くの政治指導者が凶弾に倒れ、言論が武力によって封殺されてしまった日なのです。
平和憲法と云われる現憲法においても、第二の2.26事件が起きる確立はますます高いものになってきました。それは、現憲法が日米安保条約というアメリカのコントロール下にあるものだからです。日本は、国民の発議による憲法草案を一度も審議したことのない、国民自らが言論を封殺して来た、歪で異常な民主主義国家なのです。石井紘基国会議員の暗殺は第二の5.15事件といえます。 これ以上言論封殺がひどくならないうちに、主権在民をはっきりさせる憲法改正をするべき時に来ています。小泉さんは死ぬ覚悟で憲法改正を目指しました。今の安倍さんではその覚悟があるとも思えませんが、今のうち憲法改正をしておかないと、第二の2.26事件が起き、言論封殺は社会全体に及んでくるでしょう。命を懸けて言論を戦わせる国会議員は既にいないことへの危機感を感じているのは私だけなのでしょうか。
by antsuan
| 2007-02-26 19:12
| 政治・経済
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Comments(8)
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通りすがり
at 2007-02-26 19:49
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言論封殺って言ったって、今度狙われるのは、護憲派の方ではないの?
憲法改正って言ったって、何処変えるの? 外国に出かけて行って、公然と戦争出来るようにするだけでしょう? 何か良いこと付け加えたって、守らないんだから、画に描いた餅ね。 今の憲法は、世界にも冠たる立派なもですよ。自分で作ったモノじゃないって言うけど、だったら「象徴天皇」も止めちゃって、実権を持たせて、全部御前会議で決めたら?!?!。普通選挙も止めて、財界のお偉方だけで選挙したら?!.......。女に選挙権なんてトンデモねぇ?! 二言目には、戦う戦うって言うけど、戦争なんて、そんなに甘くないよ。
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antsuan at 2007-02-27 07:39
・よくぞ言って下さいました、通りすがりさん。
立派な憲法だなんて自慢するほど、戦争なんて、そんなに甘くないのですよ!
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saheizi-inokori at 2007-02-27 07:49
>言論封殺がひどくならないうちに、主権在民をはっきりさせる憲法改正
というのは具体的にはどういう改正なのでしょうか? 現行憲法は十分すぎるほど「主権在民」を決めていると思うのですが。 にもかかわらず、現実的には言論の自由、就職の自由、教育の自由、、多くの自由が危殆に瀕している。 それを是正する憲法改正を現在の自民党や保守的経営者・学者連が考えているとは到底思えないのですが。
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antsuan at 2007-02-27 13:02
・国民が国民投票によって憲法を制定してこそ本当の民主主義国家といえるのだと思います。こういう国民の意思を無視した憲法だからこそ遵守しようとしないのではないでしょうか。
現憲法をこのまま遵守すべきかどうか国民投票によって決めることも主権在民をはっきりさせる一つの手です。主権在民の民主主義国家であるのならば国民である大衆を信頼しなくてはなりません。改正か改悪かは国民である大衆が決めることです。
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gabefunyaa at 2007-02-27 21:16
うーん、通常選挙にすらちゃんと行かない国民が、ちゃんと国民投票に行くんでしょうか?
・・・ま、低俗なことばっかり発言して、国会の論議を空転させている「政治屋」の面々に投票率低下の原因があるような気もしないではないですが。
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antsuan at 2007-02-27 21:20
・gabefunyaaさん、それこそ本当に亡国になっちゃいますね。何れにせよツケは必ず国民に回ってくるということです。
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高麗山
at 2007-02-28 01:34
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憲法制定を《国民投票》に問うということは、当然第1章も含んでの話なのでしょうね?
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antsuan at 2007-02-28 07:35
・高麗山さん、お早う御座います。
第一章が何をさすのかちょっと分からないので具体的に教えてほしいのですが、憲法学者や歴史学者が云うように、憲法改正でなく、明治維新の時まで遡った新憲法を作り、それを国民投票で問うのが理想です。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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