2006年 12月 25日
おお 夫婦!
時々、ごはん亭の弁当が食べたくなってわざわざ駅前の店まで買いに行く。結婚して二人目が生まれるまではカミさんが弁当を作ってくれたけれども、それも昔のこと、今は子供のおかずが残っている時ぐらいしか作ってくれない。それでいつしかごはん亭に足繁く通い、今では黙っていても大盛りにしてくれる。
そんなことはどうでもよかった。その店の途中に本屋さんがあって、今回は文芸春秋特別版、「ああ、結婚 おお、夫婦」を思わず買ってしまった。ぺらぺら捲ってみると、妻への詫び状のコラムに、先日亡くなった青島幸男の言葉があった。 死期を悟ったときに書いたと思われる、「だから、その席(金婚式)で私はみんなを前にして言いたいんだ。『私はママを最大限に愛している』と。」の、最後の文章に思わず胸が熱くなってしまった。 私も、私の我が侭を許してくれる妻には感謝の言葉もないが、ひょっとしたらぽっくり逝ってしまってみんなの前でそれを言いそびれてしまうかも知れない不安がある。という訳で、時々このブログにノロケを書いて妻への感謝状に替えたいと思っている。
by antsuan
| 2006-12-25 14:23
| 身の回り・思い出
|
Trackback
|
Comments(3)
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。
ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
青島さん 亡くなられたんですか。 中野にスパゲッティ屋さんがありました。 青島さん経営の。 なつかしい。 石原さんとバトンタッチの時 ちっちゃくて なんとなくかわいそうだった。 意地悪婆さん好きでした。
夫にはいつも感謝してます。 赤い糸の話←しつこい 楽しみにしてます。
・白黒テレビの時代から見ていますから青島幸男の印象はすごく強烈です。
赤い糸は小学校が同じだったと云うだけです。一応、消した12日の[ブログのストーカー]を年内の期間限定でアップしますのでご笑覧下さい。
拝読いたしました。
ありがとうございます。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
* * * お断り エキサイトブログ利用規約の禁止行為に抵触するような発言及びトラックバックについては断りなく削除します。 最新のコメント
記事ランキング
検索
フォロー中のブログ
掬ってみれば無数の刹那 (まめ)たぬきの雑記 マイ・ラスト・ソング カナダ生活♪~Cross... 草仏教ブログ 江戸川土手を歩く Hey! Manbow 梟通信~ホンの戯言 中野 馨一が創る 外構、... 村人生活@ スペイン mitsukiのお気楽大作戦 八十代万歳! (旧 七... 主婦作家への道 デンな生活 ふらわ~ずroom 白石康次郎 世界一周SH... 夕焼けわんわん♪ 幸せごっこ お姫様とゾウリムシ 旅は靴ずれ世はお酒 私がローマで独りで始めたわけ 夕子ちゃんだより 飛んでも五分歩いても五分 遺言&形見分け 港座・酒田台町シネマスト... まろんだより Just The Way... えっちら婆ちゃん、今日も... 黙って寝てはいられない! 外部リンク
画像一覧
以前の記事
2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 more... カテゴリ
ライフログ
歴史・伝統文化
政治経済
その他の文庫
タグ
ファン
ブログジャンル
最新のトラックバック
|