あんつぁんの風の吹くまま

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人生最大の敵 それは『鈍感』である

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 鈍感と云うのは一番厄介だ。人間は「思考と感情」と云う二大要素を持っている。
 感じる力を持っている選手は絶対に伸びる。一流は修正能力に優れ、同じ失敗を繰り返さない。投手が攻め方を変えてきたとか、ちょっとした変化に気が付く選手ほど強い。逆に感じない選手は感性が欠如しているから伸びない。
 なぜ鈍感になるのか。こうなりたいと云う将来の夢や目標が無く、ただ漠然と生きているからだ。夢さえあれば、自然に目標が出来るはずだ。
野村克也

 鈍感だとチャンスが来ても漠然と見送ってしまいます。海の上では鈍感だと命取りになりますが、私もこの言葉を聞いた最初の頃はその意味がよく理解出来ませんでした。多分、漠然と生きていたからだと思います。しかし、父から引き継いだ事業が危うくなって何とか再建しようと必死になり始めた時、この言葉の意味がようやく分かってきました。

 疫病の大流行により社会秩序が喪失した今と云う時代は、ちょっと勘を働かせれば、終戦の混乱期や幕末と同じだと分かります。ですから、今こそがピンチではなく新しい秩序を構築するチャンスなのです。

       【大和魂とは文明である】

by antsuan | 2020-07-19 19:44 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(0)