あんつぁんの風の吹くまま

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大騒ぎした台風は心配していたとおり首都圏に水害をもたらした

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 令和になって、台風が二つも首都圏を直撃しました。

 それを新しい天皇のせいにする不埒な訳知り者が居るようです。

 しかし、新天皇が天皇としてのお役目を始められるのは大嘗祭を済ませた後で在る事をこの訳知り者は知らないようです。

 今回の台風では首都圏の河が氾濫して大騒ぎしておりますが、歴史を顧みると、江戸城の周りは昔は入江と沼地だったのです。また、大坂城付近は上町台地と云って、そこ以外の大阪は沼地だったのです。

 つまり、昔の為政者の方が地形を利用して都市造りをしていたのに対して、現代の為政者は力任せの都市造りをしているといって好いでしょう。

 ですから、自然災害を天皇のせいにするのは大きな間違いで、脆弱な都市造りをした、ハッキリ言えば、自然を侮った為政者の責任なのです。
 



[ 和歌や俳句は自然との対話。自然との対話は祈りのことである。]
by antsuan | 2019-10-12 23:40 | 自然・ブルーウォーター・競技 | Trackback | Comments(2)
Commented by sweetmitsuki at 2019-10-13 17:51
新天皇のせいではなくまだ即位していない(つまり不在)だからという訳知りもいるみたいで、そんなオカルトが令和になってもまかり通るのがすごいです。
私の住んでるアパートの地下には雨水浸透桝という空間があり、そこがネズミの巣窟になっていて悪さをするのですが、少しでも大雨に役立ったのでしょうか。
Commented by antsuan at 2019-10-14 10:45
・今回の台風被害によって、首都圏は水害に弱い事がハッキリしましたね。
治水、土木は日本の歴史から切り離せませんね。
これで、日本国を潰すのに原爆は必要ない事が証明されてしまいました。