あんつぁんの風の吹くまま

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秘密議定書を締結したヒットラー(独)とスターリン(ソ連)がポーランドを侵略した為に第二次世界大戦は始まった

 21世紀になったからと云って、第二次世界大戦が勃発した原因を再確認する事は無意味とは思いません。

 弱肉強食が世の常で在った帝国主義のあの時代は、政治問題を戦争で決着するのが常道でした。

 ポーランドに侵攻したドイツに、イギリスのチャーチルは宣戦布告をして戦争を始めたのですが、同じく、ポーランドに侵攻したソ連には宣戦布告をしませんでした。

 恐らく、チャーチルとスターリンとで密約が在ったと考えられます。

 フーバー元米国大統領は、回顧録『裏切られた自由』で、「ナチズムのドイツと共産主義のソ連と勝手に戦わしておけば良い」と大義なき戦争を批判していますが、チャーチルは自国の軍事力を過信して戦争に突入したのです。

 さらに愚かな事に、チャーチルは、停戦の提案を持ってドイツから飛んできたナチスのルドルフ・ヘス副総統に合おうともせず、ひたすらイギリスを戦争の泥沼に導いて行ったのです。

 ヘス副総統がイギリスへ飛んだのは真珠湾攻撃の年の5月ですから、もし、チャーチルがヘスと会ってドイツとイギリスの停戦が実現していれば、太平洋戦争は起こらなかった事になります。

 つまり、悲惨な第二次世界大戦の大きな原因は、チャーチルの無能ぶりに在ったのでした。

 このような歴史の真実に対する十分な考察が為されれば、大義なき戦争は防げると思います。

 

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   正義と博愛の満ち溢れる社会を目差して

by antsuan | 2019-07-04 07:48 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)