2006年 02月 25日
小泉擁護論
「運も実力のうち」と言うが、本当に小泉総理は運の強い男だ。民主党が「堀江メール」問題で自分からこけてしまった。中身のない改革ばかりをやっている小泉さんだが、どうしても彼を弁護したくなる。それは今まで無視されていた日本人の心を取り戻してくれたからだと思う。中身はともかく、論理的な事よりも情緒的精神的な行動にぶれのない事が、彼を非難する矛先を鈍らせてしまうのだ。
愛国心があって私利私欲的行動を見せない。法案の中身は官僚に任せてしまう無責任さはあるものの、押すところは押し引くところは引く、冷静さと行動力は指揮官に相応しい。 彼の本当の狙いは憲法改正にあったと思う。しかし、基本的に今の憲法は日米安保条約と一体化している為に米国の了解が必要だったが、ブッシュ大統領は彼を裏切った。最後に民主党との大連合を試みたが、未熟な民主党の前原代表では、彼の心の中を読み切れなかったに違いない。 だが、これで次期自民党制権は、外交において無用なしがらみが無くなった。経済においては格差社会が生まれつつあるが、こと政治においては健全さを取り戻したといって良いのではないだろうか。それだけでも小泉総理を評価する価値は十分にあると思うのだ。 それにしても民主党よ何とかならないのか。
by antsuan
| 2006-02-25 12:39
| 思想・瞑想・時代考証
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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