2018年 07月 02日
榮ゆく 御国の末を疑はず 心ゆたかに 消ゆるわれはも
冒頭に掲げたのは、本間雅晴中将の辞世の一首です。武士道とは何かを知らない人は、是非、次の「国際派日本人養成講座」をお読み下さい。こちらは無料で公開されています。
誇りなき民族の行方を案ずるのは、"武士道"を知っている人たちです。その一人である、西鋭夫スタンフォード大学フーヴァー研究所教授は次のように書いています。 アメリカに飼いならされた日本人は、「誇りの骸(むくろ)」を「平和」と呼ぶ。アメリカの対日「国家100年の大計」は、既に完成しているのではないか。 闘う意志がないのは、平和主義ではない。敗北主義と云う。 ・・・・・・・・・・ 我々の魂と誇りの情炎が、二度と燃え上がることもなく、国の宝であるべき若者たちは、国の歩みも知らず、激情の喜びや有終の美も知らず、感動する夢やロマンを見いだせず、我々富国日本の住民は、2000年の国史をむざむざと犠牲にして、打ち拉がれた精神状態のまま、寂しく亡国の憂き目を見なければならないのか。 『国破れて、山河あり』は、誇り高き敗者が、戦乱で壊された夢の跡に立ち、歌った希望の詩だ。歴史に夢を活かすため、我々が自分の手で、「占領の呪縛」の鎖を断ち切らねば、脈々と絶えることなき文化、世界に輝く文化を育んできた美しい日本の山河が泣く。
by antsuan
| 2018-07-02 00:14
| 思想・瞑想・時代考証
|
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Comments(2)
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mimizu-clone at 2018-07-02 22:39
>闘う意志がないのは、平和主義ではない。敗北主義と云う。
これはそうだなあ。 戦う必要のないものと戦うのはバカだと思うけれど、戦わないのはたしかに敗北です。
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Commented
by
antsuan at 2018-07-03 07:46
・ユダヤ人は闘わないでアウシュビッツに黙々と連れられて行きました。流民の成れの果てはこうなるのです。
私は闘った祖先を誇りにしています。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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