あんつぁんの風の吹くまま

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家に来るサンタさんはお父さん

 とうとう小学一年生の三男に、家に来るサンタさんはお父さんだという事を知られてしまった。長男と次男は小学三年生まで気がつかなかったようだが、やっぱり三番目になるとお兄ちゃんからの入れ知恵が結構あるのだろう。

 去年まではどれが誰の靴下で何処に吊るそうか大騒ぎしていたのに、いささか寂しい気がする。近くの家にはクリスマス飾りが、そこかしこに飾ってあって、そのイルミネーションはまるで銀座を歩いているようだ。若い夫婦の住まいが増えたという事だろう。

 年寄りが多かった街がいつの間にか若い人たちもいる街になっていた。嬉しい事だがそれだけ周りの緑が無くなってしまった。とはいっても、昔のようにクリスマスパーティーでドンチャン騒ぎをする事も少なくなったようだし、落ち着いた年の瀬を迎える事が出来そうで有り難い事だ。
 
 仕事の不安もあるが、そんなことは六十年前の日本人の不安に比べれば取るに足らない事だろう。苦労を克服して来たご先祖様に感謝しながら、わが家もクリスマス飾りを部屋に飾ろうと思う。
by antsuan | 2005-12-11 09:02 | 身の回り・思い出 | Trackback | Comments(0)