あんつぁんの風の吹くまま

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マッカーサー元帥の憲法を守る前に、マッカーサー元帥の精神を守ったらどうでせうか。

 若い時に、 「マッカーサーの日本」と云う新潮社の本に、出会えたのは幸運でした。この本を読めば、マッカーサー元帥こそ最後の征夷大将軍であり昭和の聖徳太子と云えることがわかります。

 彼は日本国憲法を通じて、アメリカンデモクラシー(草の根民主主義)を、母国アメリカにではなく、この日本に根付かせようとしました。

 しかし、憲法はあくまで法律であって神の掟ではありません。従って、マッカーサー元帥の日本国憲法も、時代の変化に合わせて改正出来るように作ってあります。

 ですから、「マッカーサー元帥の憲法」を大事にしようとするならば、その前に、「マッカーサー元帥の精神」を大事にしなければ、全く意味のないことになります。

 そのマッカーサー元帥の精神とは何か。それは、降伏文書調印式典における彼のラジオ演説に表われています。

「・・問題は、基本的に神学的なものであり、過去2000年の科学、芸術、文学、そして物質的、文化的発展の、比類のない前進と同調する、精神的再生と人間性の改善に関係している。肉体を救おうとするなら、それは精神を通してである・・」



 そしてマッカーサー元帥は、天皇に接見して、日本人がその精神、即ち、「魂」を何よりも大切にしていることを、即座に理解したのであります。





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by antsuan | 2015-09-10 07:32 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
Commented by HOOP at 2015-09-10 08:04
日本国憲法を永久不変のものとせず、改正可能にするよう指示したのは、「押し付けられたもの」と言わせないため、とも言われますね。

憲法改正草案要綱 1946年3月6日
http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/03/093shoshi.html

Commented by antsuan at 2015-09-10 17:04
・マッカーサー元帥が日本に根付かせようとしたアメリカンデモクラシーをも、「押し付けられたもの」として、否定する改憲派とは一線を画したいと思います。