あんつぁんの風の吹くまま

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全ての事象は過ぎ去るものである。怠けることなく修業を完成しなさい。(釈迦の遺言)

 禅宗の栄えた鎌倉時代を「末法」時代というのでしたら、神の掟を畏れない、「立憲民主主義」が幅を利かしている、いまの世の中こそ、正真正銘の末法時代というべきではないでしょうか。

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 お釈迦様はどうやら相対性理論を発見していたようです。「事象は常に変化している」ということは、相対性理論の「物体は常に運動している」と、全くおんなじではないでしょうか。

 そして運動エネルギーは衰えるものであるから、変化し続ける世の中を生きるには、怠ることなく己を磨くことだと、お釈迦様は「生きる意味」を説いているのですが、残念ながら、私自身も含めて、この世に生きる意味を見失っている気がしてなりません。



[祈りとは自然との対話のこと 
 こころで尋ねれば こころからの答えがもらえる]

by antsuan | 2014-08-31 06:44 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
Commented by dankkochiku at 2014-09-01 11:30
「いまの世の中こそ、正真正銘の末法時代」。同感しますす。長いこと、葬式仏教といわれてきた日本で、檀家であることの煩わしさから市民の公営、民営の墓地への移行。千の風流行から寺院の経営悪化。その寺院を訪れますと、不動産屋がテント下で墓地分譲をしています。まさに、諸行無常ですね。
Commented by antsuan at 2014-09-01 12:54
・諸行無常の悟りを会得した日本人の創った日本文明は素晴らしいものだと思います。
そして、昭和天皇の「終戦の詔」を読んでみると、まさに、お釈迦様の説いておられた『諸行無常』そのものであることに驚いています。