あんつぁんの風の吹くまま

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官能小説を書いたポルノ作家も純文学に生きていた

        三月十七日の東京新聞夕刊より抜粋
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 卑俗に徹す。立派なことだと思います。

 ポルノ作家と云えば、私の記憶は宇能鴻一郎よりも断然に梶山季之なのですが、その理由は「ポルノ作家の思い出」に記してありますので、そちらをお読み頂くことにして、この両ポルノ作家の共通点に「大陸帰り」という点があり、そのことにも興味をそそられます。

 もっとも文学者だけではなく、有名人の中には、「大陸帰り」の人が散見されます。そして、そういう人々の生き方を見ますと、奔放な「生身の人間」の清々しさを、感じないわけにはいきません。




[祈りとは自然との対話のこと 
 こころで尋ねれば こころからの答えがもらえる]

by antsuan | 2014-03-19 00:15 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from 掬ってみれば無数の刹那 at 2014-03-19 09:07
タイトル : 夢十夜
夢 作家、映画監督、いろいろな人が夢を取り上げます。 黒澤明監督の「夢」もそんなひとつ。 全八話からなる作品だ。 「こんな夢をみた」 という冒頭のフレーズは、夏目漱石の「夢十夜」の書き出しに倣ったと言われる。   ところで、官能小説で一世を風靡した宇能鴻一郎が、 毛色の違う新作を発表したそうだ。 夢十夜 双面神ヤヌスの谷崎・三島変化posted with amazlet at 14.03.18宇能 鴻一郎...... more
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-19 10:34
図書館には置いてなかった、買うほどか、思案中です。
Commented by antsuan at 2014-03-20 11:42
・佐平次さん、この頃の図書館いろいろと問題がありますね。