あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

日本の仏教の教える、曼荼羅、桃源郷とは

       東京新聞三月一日の新聞より抜粋
日本の仏教の教える、曼荼羅、桃源郷とは_d0001610_231248.jpg


 自然とは生命体の集合の事であり、けっして人間が人工的に作り出すことが出来ない「貴重」なものです。

 日本文明の宗教感では、自然の中では人間も他の生命体と同列と考えるのに対して、一神教では、この自然の中で、人間だけが神にもっとも似せられて創られていると教えられています。

 ここに日本文明の宗教と、他の文明の宗教感との大きな違いがあるのです。

 ですから、日本の文明と他の世界の文明との衝突、あるいは摩擦は、避けられないものといえると思います。

 となれば、他の文明国が「グローバルスタンダード」を叫んでいる限り、あるいは、地域主権を基本的に容認しない限り、日本が衝突を避けるには「鎖国」しかないということになります。




 [ 分かち合うことが出来れば、悲しみは半分に、喜びは二倍になる ]
by antsuan | 2014-03-01 23:13 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
Commented by sweetmitsuki at 2014-03-03 01:59
実は欧州も西アジアも東南アジアもとっくの昔にそのことには気付いていて、今どき、人間だけが特別だという迷信を信じているのは米国とチャイナだけです。
欧州は米国に代わって日本に、アジアはチャイナに代わって日本に世界を牽引して欲しいと懇願していますから、これはもう、期待に応えるしかないのではないのでしょうか。
Commented by antsuan at 2014-03-03 16:55
・確かに米国とチャイナは未だまだ原理主義的なところが沢山残っていますね。
困ったことに今経済大国といえる国はほとんど有りません。そのような中にあって日本が期待に答えることが出来るのは極めて難しいことです。
まず、軍事大国からの搾取を退けることから始めなければ、先には進まないでしょう。