2013年 06月 19日
梅の木の寿命と人の寿命
今年は例年になく、たくさんの大きな梅がなりました。正直なところ、何故こんなにたくさんの実がなるのか少々不安です。
梅の木が枯れる前兆ではないか。フクイチ事故の放射能汚染の影響ではないか。などといろいろ考えてしまいました。 寿福寺の和尚さんの話ですと、梅の木の寿命は人間と同じくらいだといいます。特に接ぎ木した木の寿命は短いのだそうです。 クローンの生き物はあくまで、クローン元の細胞の寿命しかないということでしょう。ですから、新しい生命の誕生が必要なのです。 ところで、米国のケネディ大統領が大気圏核実験の停止を提唱したのは、放射能が新しい生命に影響を与えることに危惧したからに他なりません。 しかし、我が国の政治家はそういう過去も顧みず、愚かにも、国民を放射能汚染地域に生活させているのです。 また、我々日本人は、樹木の偉大さを知っている希有な民族であります。その偉大な樹木の育つ大地を、あるいは大気を、愚かにも放射能によって汚染させてしまったのです。 人はパンのみで生きるのではありません。経済よりももっと優先させるべきものがあります。 生きる勇気。すなわち、新しい命を大切にすることが、あらゆる生物に課せられた使命なのです。 [祈りとは自然との対話のこと こころで尋ねれば こころからの答えがもらえる]
by antsuan
| 2013-06-19 07:25
| 自然・ブルーウォーター・競技
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Comments(4)
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marsha
at 2013-06-19 12:00
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木は何でも知っているように思います。
人間は愚かですねー。 今年の桜の花付きの凄かったこと、こちらでもみんな不思議がっていました。梅も例年になく豊作で貰って欲しいと云われていますが、もう梅をつけるのは三年前に止めましたのでお断りいたしました。 梅ジャムも梅肉エキスも作らなくなりました。 自然から学ばなくて何を知るというのでしょう。
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antsuan at 2013-06-19 22:49
・本当に木から学ぶものは多いと思います。木に教えられるといった方がいいのかも知れませんが、木に向かい合っていると、人間の愚かさを痛切に感じますね。
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inuman
at 2013-06-21 17:32
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今年は梅、豊作ですよ。ビワも。
先々週、カミさんの里の方でてんこ盛り採ってきました。 梅酒、梅シロップ等、たくさん漬けています。 僕はすももと梅を間違えて採って怒られました(笑) 放射能のせいではないのでは? 今夜から上京です。 台風がどうなるかギリギリまでやきもきしましたが。 それにしても、昔の人は風のにおいとかから天候が荒れるかどうかを読んでいたわけで、あらためてすごいと思います。
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antsuan at 2013-06-21 21:41
・ inumanさん、そちらのほうも豊作なんですね。放射能のせいというわけではなさそうですね。
本当に自然の恵みは有り難いです。 まさか台風を連れて来るなんていうことはないでしょうね。(笑) お気を付けて。 そうそう、人間の五感も捨てたもんじゃありませんね。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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