あんつぁんの風の吹くまま

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紙おむつ不法投棄事件の意味するもの

 逮捕された医療法人社団則天会の理事長は、祖父の田宮知耻夫や文化勲章を受賞した堀口大學、それに山本権兵衛元帥の孫であるシスター山路鎮子元清泉小学校校長に薫陶を受けた、国家の品格が何たるかを知っている昭和人です。

 昨今の日本の政治は乱れに乱れ、やれ平成維新の時が来たなどと騒ぎまくっておりますが、政治家が駄目だの官僚が腐っているなどというよりも、「祖先が命を賭けて守ってきた『国家の品格』を失うな」と叫んだ方が、国民には分かりやすいはずなのです。

 つまり、国家が市民を軽んじた時こそ、「国家の品格」が失われるのであります。 

 ですから、この事件が医療法人社団則天会の起訴ということになれば、我が日本の品格は地に落ちることになるのです。



  過ちを見てそれを正そうとしなければ過ちを犯した者と同罪だ
by antsuan | 2012-06-02 17:13 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)