あんつぁんの風の吹くまま

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本物の刺客

 小泉総理の戦没者追悼演説を読んでみると、外交問題を争点にしない選挙戦のための配慮がにじみ出ています。

 ただ、あくまでも外交問題で選挙のためにパフォーマンスを発揮するような事は自らはしない事の意思表示をしただけであり、チャイナはこれを勘違いしたら、大きなやけどを負う事になると思います。小泉総理は相変わらず外交カードを手に持っている事は事実なのですから。

 逆に言えば、チャイナや北朝鮮、韓国もこの選挙期間中に変な動きを抑えるようにしないと、小泉総理は外交カードを切ってくるでしょう。

 北朝鮮がこの選挙期間中に万景峰号を日本に寄港させるような事はしないと思いますが、それをしてきた場合に、一時的に小泉総理が拒否するのか、経済制裁を発動するのかによって、北朝鮮の運命は決まってしまいます。

 ですから、北朝鮮もチャイナに釘を刺されて愚かな挑発はしないと思いますが、まかり間違うと本物の刺客を寄越すかも知れません。
 
 あり得ない事ではないと思います。
by antsuan | 2005-08-15 15:48 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)