2005年 08月 10日
政党政治の真髄
今回の郵政民営化解散は、国民に分かりやすいスッキリした解散だと思う。反対勢力や野党は、逆に論点を他のところへ持って行こうと躍起になっているように見受けられる。
しかし報道によると、民主党の岡田代表は政権を取れなかったら代表を退任すると明言した。昨日の原稿で、小泉総理を持ち上げ、野党の民主党をコケにしたが、訂正せねばなるまい。これぞ政党政治の真髄であり、政権を担おうとする者の心意気である。 党首と党首の真剣勝負を挑んだ岡田代表も立派だ。日本の政治家も捨てたものではないと感じ入った。衆議院選挙が小選挙区制度になって十年、評論家の長谷川慶太郎氏や日下公人氏は、その制度が発足した当初から今のように派閥が勢力を失い政党政治が復活すると言い当てていたが、ようやくその制度の効果が現われてきたようだ。 出来れば、もう少し迅速に動いて欲しいと願うのだが、とにかく政治の透明性が高まってきた事を喜ぶべきであろう。後は主権者たる国民一人ひとりの良識を期待するのみである。
by antsuan
| 2005-08-10 10:55
| 思想・瞑想・時代考証
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from 永遠のセルマ・リッター
at 2005-08-10 11:12
Tracked
from 子育てパパのブログ日記(..
at 2005-08-10 11:44
タイトル : 8月2日、郵政民営化特別委員会での民主党って?
8月2日郵政民営化特別委員会では、午後から民主党の質問が始まった。 すべてを見たわけではないが、民主党・平野達男議員の質問は素晴らしかった。 郵政民営化の本質である財政・政財の観点から統計・数値を上げて国債の消化の問題や財政再建・行革まで広い視野での質問で、政府側も小泉総理、竹中担当大臣、谷垣財政大臣が高い専門性を見せる答弁だった。 小生は、民主党・平野達男議員の質問を聞いていると、郵政民営化反対と言いながら、むしろ政府より異常に民営化の必要性を承知しながら、法案の不具合や行政改革・財政...... more |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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