2011年 09月 05日
「知らぬは仏」では済まされない時代
九月二日の記事にも書いたけれども、野田新政権に求めるものはまず第一に情報の公開である。我が国は、敗戦後も言論の自由が封殺されていて、チャイナや北朝鮮と変わらない未成熟な国家であることが福島第一原発事故によって露呈した。
放射能の環境汚染については、核爆弾以上に原子力発電所における事故のほうが深刻なのだ。われわれは唯一の核被爆国民であるにも関わらず、その恐ろしさに目を背けてきたように思う。それはある意味、心的障害者の行動として理解されるかも知れないけれども、その結果において、国民は悲劇的に放射能障害の危険に曝されてしまった。 いや、本当は目を背けてきたのではなく、その恐怖に対して無知にさせられてきたのだ。しかし、日本人の将来を考えるに当たって放射能汚染の恐ろしさに無知であってはならない。そのためには、福島第一原発の大惨事の現実を知らねばならない。取り敢ずは、佐平次さんのブログ「梟通信~ホンの戯言」の『拡散です。 藤岡惇: 福島で進行中の核の大惨事をどう見るか』を読まれたい。その赤文字をクリックすると、我々日本人は福島第一原発の恐ろしい現実について知らされていないことを理解するだろう。 しかしながら、ヒットラーまがいの菅直人政権から野田新政権に替わって、少しだけ光明が見えて来たような気がする。 どうしんウェブ 北海道新聞 もし、福島第一原発事故を第三の敗戦ではなく新エネルギー戦争の開戦と考えるならば、此れからの政府が実行する作戦、および戦術の一つ一つが非常に重要になってくるのだ。 その際に最も注視しなければならないことは、情報の開示であり、正確さである。このことをしっかり把握出来ていれば、この新エネルギー戦争の終結は意外と早く訪れることだろう。
by antsuan
| 2011-09-05 11:06
| 情報通信・パソコン
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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