あんつぁんの風の吹くまま

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わたしの夢は「みんなの党」と「小沢グループ」の核融合による革命エネルギーの創出である。

 平成二年に公開された、黒沢明監督の日米合作オムニバス形式の映画「夢」のビデオを借りてきて観ました。自然を軽視した、文明への警鐘ともいえる、「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の八話からなる、デジタル合成処理を見事に使いこなした幻想的な作品です。
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 この中の「赤富士」は、まるで東日本大震災と福島第一発電所の爆発事故を予言したのではないかと思えるような、原子力発電所の恐ろしさを見透かした作品です。

 しかし、この事故により、原子力の平和利用さえも人知を超えているとして否定視する風潮には、私は敢えて逆らうつもりです。確かに、人間にとって平和利用としてでもその取り扱いはまだまだ未熟で完成されているとは到底言えませんが、その見方は近代的思想のままであり、ニュートン力学を超えた思想ではないと思うのです。

 いまこそ、人間は相対性理論に基づく宗教感、思想を、新しく構築するべき時に来ているのです。

 それがどんなものか明確には分かりませんが、少なくとも我々日本人が採集民族として古代から伝承してきた、神仏習合的で、人間は地球の中の一生物に過ぎないと云う、自然からの支配を享受するものであると考えています。

 そして、この福島第一原発事故と云う国難を乗り切ることが出来た時、我が国は、世界に模範となる、新しい時代の牽引車になることでしょう。
by antsuan | 2011-04-16 23:52 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
Commented by mimizu-1001 at 2011-04-17 23:55
電気を使わないような生活に転換したらすむ話じゃないかと。
オール電化住宅に住んでる僕が言うのもなんですが(笑)
Commented by antsuan at 2011-04-18 07:11
・みみずすましさん、火を扱うようになった人間と云う動物は、電気であろうと放射能であろうと、エネルギーを利用しなければ生きて行けない動物になってしまったのだと思います。たとえ、それが種を滅ぼすものであっても。