2010年 11月 15日
どうりで、、昨日の日曜日、オバマ米国大統領が鎌倉にやって来たのですが、私はてっきり横浜横須賀自動車専用道路を使って鎌倉入りをするのだと思っていたら、ヘリコプターで来たというので、それじゃ、横須賀米海軍基地にやって来たものとばかり思っていました。それがなんと、横須賀と鎌倉の間にある逗子市の池子米軍住宅のグラウンドに降りたと聞いて吃驚仰天してしまいました。 我が職場は逗子警察の向かいにあるのですが、あまりにものすごい警察車両の数だったのです。昼間に逗子商工会でマックユーザーズクラブの会合があって、丁度昼過ぎに警察署の前を通ったところ、先ほど言ったような騒ぎでした。案の定、その後に日直の職員から電話があり、警察車両が駐車場のブロックを擦って謝りに来たけれどもどうしたら良いかと聞いてきました。おおかた県外の警察官が道幅を間違えたのでしょう。別に気にしなくて良いと伝えなさいといって電話を切りましたが、正直いって、ちょっと大げさ過ぎると思いました。 横須賀の米海軍基地はもちろん、逗子市に在る池子米軍住宅も日本の法律が及ばない区域なのです。いつも思っているのですが、日本が公式に招待した国際会議において、外国の要人は日本の用意した施設なり、空港を使うべきであります。しかし、米国の要人においては、日本の主権の及ばない米軍施設を頻繁に利用するというのはいったいどういうことでしょう。 このことは、日本という地域が原住民がうようよしている荒野であり、米軍基地はその騎兵隊の駐屯地と同じであることを意味しています。 つまり、日米安保条約は完全な不平等条約なのです。核の傘とか抑止力とか米国が我が国を守ってくれているなんてバカを言っちゃいけません。この不平等条約が在るかぎり、竹島も北方領土も尖閣諸島問題も絶対に解決しません。もっとはっきり言えば、日本人の安全は米国大統領の手中にあり、なんら保障されていないのです。 この道の突き当たりに池子米軍住宅があります。 前の道をクランク形に曲がってこの道を上っていくと鎌倉へ行く道に繋がります。
by antsuan
| 2010-11-15 12:33
| 思想・瞑想・時代考証
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Comments(6)
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sweetmitsuki at 2010-11-15 21:27
法に縛られない者が、法に守られることはないなんていうのはトンだ嘘っ八ですね。
日米安保条約の第10条には、この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了するとあるのですから、せめて一年ごとに国民的な議論を行うべきなのではないのでしょうか。
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hanaco
at 2010-11-15 21:47
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・・・ん?ってことは、私の実家のあった場所の前に道を通ったってことでつか?へぇ~。
読んでいてびっくりしましたが。不思議。あの踏み切りの向こうは、やはり日本ではないんですね。たしか市の休日診療所があったような気がしましたけど。
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antsuan at 2010-11-15 23:28
・これで日本における真の権力者が誰であるか明白になったといえましょう。
mitsukiさん、やはりベルリンの壁が崩壊した以上、安保条約は発展的解消をするべきなんだと考えます。自分の国は自分で守らねば独立国とは絶対いえないと思います。
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antsuan at 2010-11-15 23:29
・そうなんです。びっくりでしょう。
hanacoさん、あの休日診療所脇のグラウンドに降りたんですよ。ひょっとしたら、あそこに記念碑が建つかも知れませんね。(苦笑)
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jogo
at 2010-11-17 06:33
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僕はオバマさんが池子に降り立っとき、ちょうど東逗子の二子山にいたのですが、頂上に警備の警官が2名いました・・。
オバマさんはホテルから池子まで水色のヘリで来てました。帰りはそのまま羽田へ。日本は独立国、主権国家じゃないんだなと感じましたよ。ちょっとがっかりしました。
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antsuan at 2010-11-17 08:16
・JOGOさん、オバマさんは悪い人じゃないと思いますが、所詮アメリカの大統領なんですね。日本国民はそのことをしっかりと理解しておかねばならないと思います。
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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