あんつぁんの風の吹くまま

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北朝鮮の行方

 六カ国協議に参加しない北朝鮮だが、サミット終了後に何か動きがあるような気がする。

 ブッシュ大統領が、北朝鮮を放っておくわけが無いと思っている。何故なら北朝鮮の核兵器を認めたらイランの核兵器も容認しなければならない、その他あらゆる国が核兵器を持つことを認めることに繋がる重大な問題なのだ。

 イラク戦争だけではブッシュ大統領は名前を残せない。したがってどんなことがあっても北朝鮮を攻撃すると思う。では何故攻撃を躊躇しているか。いくつか考えられるが、一つは北朝鮮の核爆弾の数を正確に把握していないことがあるのだと思う。もう一つはチャイナとロシアの出方を探っているのではないか。

 北朝鮮は六カ国協議参加を事実上放棄した。また、チャイナはロシアと合同の軍事訓練をやる事を発表した。さらに、小泉首相は阿南中国大使を更迭した。これでは、もう導火線に火がついているとしか思えないのだが、不気味な静けさだ。

 水面下で、キューバ危機のようなやり取りが展開されているのかも知れない。 
 
by antsuan | 2005-07-05 06:19 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)