2010年 06月 11日
古事記は教科書だった
我が国最初の歴史書は、新大和国の教科書だった。
文藝春秋七月号における、藤原正彦の[一学究の救国論 『日本国民に次ぐ』]は、現代日本人に"誇り"を取り戻す史実が載っています。そこにも書かれているように、日本文明が独立したものであるということは、世界の研究を重ねた歴史学者なら普通に肯定する事実であります。 著者はその文中で、「自国文明に対し、歴史教科書で誇り高く詳述するであろう。世界の中で品格を持って生きて行くためにどの国民にとっても必要な、『祖国への誇り』を育むために活用するだろう。」と述べていますが、それは今も昔も変わらぬ普遍的なものであります。ただし、今の日本人を除いては。 今の日本人は、米国による悪質で巧妙な属国化戦略によって洗脳されてしまっているので、この普遍的なことすらも否定してしまう、魂の抜けた人間になっているのですが、この古事記を書いた昔の日本人は、祖国への誇りを育むことを普通に実践したのであります。
by antsuan
| 2010-06-11 00:01
| 思想・瞑想・時代考証
|
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Comments(4)
今から日本国が立ち直れる可能性は如何でしょうか?現在の小中学校生徒の母親の質が可也落ち込んで居るので、又教職員が聖職者の地位を放棄した時から、学校教育は出来なくなってしまったので。数十年掛けて落ちぶれて行く一途だと思いますが、復活するには誰が何をしたら、良いのでしょう?一度栄えた国は二度と栄えない!本当なのでしょうか?
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sweetmitsuki at 2010-06-13 06:14
あのあけすけな裸踊り神話を読めば、日本という国が他のどの国とも似てない特殊な国だという事は理解出来るのですが、それで誇らしい気分になれますでしょうか。
ただ単に日本人は奇人変人の集まりだと立証しているだけのような気がします。 私はそんな古事記の世界が大好きですけど。
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antsuan at 2010-06-13 08:55
・Emitanさん、日本が立ち上がれるかどうかは、日本女性の海外流出を止められるかどうかにかかっています。(笑) つまり、日本の男に魅力が感じられなくなっていることが問題です。-_-;
我が国は平安時代と江戸時代に大平和時代を築いています。というか、定住を始めた最初の民族なのですから、貧しくとも貧困ではない、心が豊かな国を維持していくことは可能だと思います。
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antsuan at 2010-06-13 08:56
・mitsukiさん、神の前ではどんなことも隠し立て出来ないのですから、全てをあからさまにしているこの国をもっと誇りにするべきでありましょう。
奇人変人の集まりということは個人主義であることも立証しているのでは。 西暦五百年から千五百年の間に全ヨーロッパに生まれた文学はどれほどあったのか、藤原正彦は『カンタベリー物語』ぐらいしか思い浮かばないそうです。その間に我が国では、万葉集、古今和歌集、新古今和歌集、源氏物語、平家物語、方丈記、徒然草、太平記・・・と、際限のない文学を生み続けていたのです。 文学、それは情報公開の何ものでもありません。こんな素晴らしい国をどうして誇りに思わないのか。その方が私には不思議です。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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