2010年 05月 31日
情報通信技術革命に敗れた「マスメディアと金」わたしはこれで記者を堕落させた 「機密費」で接待、「女」も用意 平野貞夫・元参院議員に聞く 「政治と金」の問題は、究極のところ、報道記者の精神の問題に行き着きます。 金銭の提供で報道をしたりしなかったり記事に手心を加えたりする、不謹慎極まりない報道姿勢のことをブラックジャーナリズムといいますが、怪文書のごときスキャンダラスな、あるいはでっち上げの内容の記事を書いて、企業や個人をおとしめる手段は、総会屋や暴力団などがよくやる手口です。また、私立探偵やルポライターが食い詰めると、往々にしてこれと似たようなことをして、依頼主からだけでなく調査する相手からも金をせしめる話は、推理小説に良く出てきます。 しかし、それと変わらないことを新聞やテレビなどのマスメディアの記者がやっていたということです。このことから、日本の冤罪とされた事件の多くは、心無いブラックジャーナリズムに染まった報道記者により、でっち上げられたものと考えて良いでしょう。 インターネットという情報通信技術の開放は、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの"媒体"を不用にする革命なのであって、こういったことが明らかになった以上、あらためて、これらの"媒体"の存在意義が問われてくるのは必至です。 ■接待うけた記者がその後出世していった
by antsuan
| 2010-05-31 21:04
| 情報通信・パソコン
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Comments(4)
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saheizi-inokori at 2010-05-31 22:35
日本沈没、今に始まったことじゃないですね。メデイアが沈黙しているのは最低です。自分がやったとしても懺悔をすべきだ。
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antsuan at 2010-06-01 08:50
・佐平次さん、結局日本の報道界は大本営発表の時代から何にも変わっていなかったということでしょうね。
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みみずすまし
at 2010-06-01 13:43
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全部は読んでいませんが(携帯ではつらい)、食いつめたルポライターのくだりで立花隆が頭に浮かびました。
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antsuan at 2010-06-01 16:08
・みみずすましさん、立花隆は本来ならばマスメディアも敵に回さねばならないはずの人間ですよね。
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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