あんつぁんの風の吹くまま

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羽毛布団

 この間、読売新聞の四コマ漫画コボちゃんで、羽毛布団に替えたおじいちゃんが猫を布団の上に重石代わりに使って寝ている話があって、イヤハヤ全く持ってその通りで、読んで苦笑いをしてしまいました。

 どうしても綿の布団でないと落ち着きません。それで、ついつい炬燵の中で寝てしまって何時も怒られるのです。しかし、普通の綿布団は吸湿性が有るために当然その分だけ重くなる訳ですが、それは寝ている人の健康には良いのではないかと思うのです。

 何がいいのかと云うとその水分です。日本の冬は乾燥していますが、綿布団に寝ている人は、体温で布団の水分が暖められて水蒸気になり、呼吸器官を保護してくれるのではないかと思うのです。

 自分でいつも都合の良い解釈をしてカミさんに怒られるのですが、やっぱり羽毛よりも綿布団が好い古い人間であります。
by antsuan | 2006-10-31 14:34 | 身の回り・思い出 | Trackback | Comments(6)

ノブレス・オブリージュと文化勲章

これは「江戸川土手を歩く」 この道一筋のトラックバックです。
 この時期になるとノーベル賞だの文化勲章だのの話が、毎年同じように相も変わらず予定原稿を読み上げる如く話題になります。叙勲に関心がない訳ではありません。どういう人がどんな功績を挙げたのかは興味がありますし、功績を上げた人にそれを評価する意思表示として多いに意義のあるものだと思います。

 わが家にも祖父が頂いた勲章があり賞状は額に入れて飾ってあります。しかし、それは祖父の死後のことです。この文化勲章の起源は、軍人には勲章があるのに文人にないのはおかしいと云うことで、広田弘毅首相の時に制度化したと聞いています。

 "高貴なる義務"を果たした者にはそれを授ける意味は充分にあるでしょう。第一次大戦には大英帝国の貴族やエリートが率先して戦場に赴きました。そして返らぬ人となったのです。彼らに名誉を与えるのは相応しいことです。

 しかし考えてみれば、民主主義や社会主義は基本的に高貴なる者を否定した社会です。それなのに勲章を授ける制度を残しているのは何故でありましょうか、ただの感謝状でよいでありませんか。最近は、民主主義社会には無意味な制度であることの証明にしかならない、授与されるには相応しくない者も多く見受けられるようになってきています。

 ではその基準は何か、やはり"高貴なる義務"を果たしたか否かではないかと思うのです。普通の人では困難な義務を果たした者に授けるべきでありましょう。そして、それはその人の死後に授けるのがもっとも適当であるように思うのです。いつの世にもヒーローは此の世に戻ることの無い"高貴なる義務"を果たした者なのですから。
by antsuan | 2006-10-30 14:55 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(8)

Macの威力

CPUの温度が80度を超えているのに冷却ファンの音は静か。

 昨日は息子の高校の文化祭でした。昨年も見に行ったので今年は行くのを止めようかとも思ったのですが、そう云えば息子は合唱部に入部していたのでした。そこでビデオカメラを引っさげて聞きに行ったのです。男子校の合唱部って何をやるのか興味津々だった訳ですが、寸劇やパントマイムもあったりして、ミュージカル仕立ての面白いものでした。

 それをビデオに撮って、iMacG5で早速DVDに焼きました。イヤー、超簡単な作業に吃驚仰天。ワンクリックで勝手にビデオカメラから画像を取り込みDVDに焼いてしまうのです。ところがそこで一つ失敗をしてしまいました。その間ビデオカメラを繋ぎっぱなしにしていなければならないのです。つまり、ビデオカメラのテープの巻き戻しまでMacが面倒を見てくれるようになっていたのです。

 恐らくウインドウズのマシンにも似たようなソフトはあるのでしょうが、このiDVDとiMovie HDというMacのソフトは素人にぴったりです。しかーし、温度計を見ると冒頭に書いた数字でちょっと心配。
by antsuan | 2006-10-30 08:13 | 情報通信・パソコン | Trackback | Comments(8)

「履修不足」ではなく「履修偽装」、「官制談合」ではなく「背任、横領」

 報道機関を自認する大手新聞社やテレビ業界は、公的な不正に関してはせめて題目だけでも正確な言葉遣いをしてもらいたいものです。官僚の横暴は戦前の特高警察が幅を利かせていた時と殆ど変わらなくなってきていると思います。この頃のマスコミは事実は伝えても真実を伝えようとする姿勢が欠落しています。

 奈良市の長期休職職員についても、共同通信や朝日新聞は部落解放同盟の幹部だったことを書いていません。そのくせ偽の診断書を書いた医者を責めているのです。下火になってしまったが耐震偽装問題だって、高校の必修科目履修偽装と同様に普通にやられているはずなのです。

 マスコミの真実を伝えようとしない姿勢は、社会腐敗の一部であることをなるべく多くの国民が一刻も早く気が付いて欲しいものです。
by antsuan | 2006-10-28 13:31 | 情報通信・パソコン | Trackback | Comments(6)

七沢のイージーライダー

 母が脳腫瘍の手術をしたのは紅葉の始まる十月だった。丹沢の麓にある神奈川県立七沢リハビリテーションセンターに何度通ったことか。オフロードのバイクで東名厚木インターをおりると丹沢はまだ遠い。そのままひたすら舗装もされていない道を突っ走って行く。山肌の紅葉が深くなり、相模川の支流の橋を渡るころ、白い大きな建物が山の麓に見えてくる。

 バイクのアクセルを吹かし、絶対に治る絶対に良くなっていると自分に言い聞かせ、川端を突っ走る。革ジャンにスキー用の真っ赤なオーバーズボン、それに母のカナダ旅行の土産だったバックスキンの長靴。病院に着くとヘルメットを持ったまま七階の病棟に向かう。

 二週間意識不明だった母は奇跡的に回復して二人部屋の病室にいた。隣のベッドには青年が眠ってる。ラクビーの試合で脳挫傷を負って意識の戻らないその青年に付添う、疲れ果てたお母様の顔。頭から管の出ている母は眠ったままだった。無言のまま挨拶をして病室を出る。

 外に出ると満天の星が輝いている。天に向かって祈る、二人とも助けて下さいと。冷たい空気の中を、バイクに跨がり大きく息を吸って思いっ切りキックする。ツーサイクルの乾いたエンジン音が虫の音をかき消して響き渡り、ヘッドライトの明かりが夜露に濡れた道に染み込んで行く。

 あの頃の俺はまだイージーライダーだった。
by antsuan | 2006-10-26 18:28 | 身の回り・思い出 | Trackback | Comments(6)

小泉さんがやってくれたこと

 先日、同和行政のまやかし問題を取り上げたが、こういう問題をマスコミのネタに出来るようになったのも、同和行政のドン、野中広務が政界を引退したからだと思う。どれだけ彼が凄かったかは反権力スキャンダリズムの筆頭『噂の真相』が負けるべくして負けたといっているくらいなのだ。その辺の実情についてはソフトバンク新書、「編集長を出せ!『噂の真相』クレーム対応の舞台裏」(岡留安則著)に書いてあるので引用したい。
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野中広務の京都同和利権問題をめぐる裁判で見た京都の重たい壁
 森喜朗と逆の意味で凄かったのが野中広務だ。問題の記事は「"闇将軍"野中広務の同和利権疑惑」(01年5月)という特集だった。これは野中の地元・京都市における地下鉄建設をめぐる同和利権疑惑、癒着を報じたものだった。しかも、この提訴先は『噂の真相』の拠点・東京地裁ではなく、野中の地元である京都地裁だったのだ。『噂の真相』としては交通費がかかるし、移動の時間もかかる。野中の一種嫌がらせの戦略でもあったと思う。しかも、法廷に行くと、傍聴席には"そのスジ"の人がぎっしり。 そこで証言した『噂の眞相』スタッフも「さすがにビビった」「怖かった」と語っていたくらいだ。さすが、喧嘩の仕方を知っている野中である。しかもこの裁判のため都合がいいだろうと依頼した弁護士も、地元ということで、完全にビビってしまい、「噂の真相」としても負けるべくして負けた裁判だった。
 またこの記事の公共工事談合を告発した情報源の一人であった建築業者も、法廷で証言してくれたのだが、その後仕事を干され、また法廷中に病に倒れてしまったのだ。
 この人物は談合という犯罪を許したくないという正義感からの告発だったのだが、その心労が大変なものだったことは想像にかたくない。周囲を敵に回した、この正義の告発には、筆者としても頭の下がる思いだ。結局、京都の裁判官、京都の弁護士、京都の代議士、京都の建築業者というさまざまな利権、しがらみの壁を「噂の真相」も打破できなかった。最終的に300万円の賠償命令で決着となった。

 やはり日本の縦横に張り巡らされた利権構造、特にこうした公共事業の利権は強固で闇が深い。その上、同和まで絡んでいるとなると、その全容を暴くのはやはり困難を極めた。捜査権のないメディアがこれ以上切り込んでいくのは限界だった。
 この困難な壁を突き破れるのは検察か警察の捜査である。こうした利権構造に手を付けない限り、小泉総理の構造改革も掛け声で終わるだろう。ここに来て防衛施設庁の利権と天下りがセットになった官製談合がいまだに延命していた事実が発覚したことでもうなずけるところだろう。
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 私が小泉純一郎を大いに評価し持ち上げるのも、このような利権絡みの古い体質の政治家を追い出したからである。彼は恩を売るのでなく恨みを買ってでもそれを実行したのだった。小泉以外に誰が出来ただろうか。日本が少しずつキレイになっていく兆しが見えて来ていると思う。
by antsuan | 2006-10-25 17:13 | 政治・経済 | Trackback | Comments(8)

故里の秋を想う

  野も山も空も輝き稲むしろ

  道に干す稲の間に間に赤のまま

  門毎に稲を扱きゐる月夜かな

  學舎の灯りて谷の夕紅葉

      加賀谷凡秋句集 山桜より
by antsuan | 2006-10-24 23:19 | 身の回り・思い出 | Trackback(1) | Comments(6)

同和行政と云うまやかし

 関西大学に、大阪市の同和対策部次長、民政局総務部長、社会課長、市教育委員会同和教育指導室長が訪れ、公務肩書きの名刺を差し出し、受験生の番号と姓名を挙げて点数の如何に係わらず合格させよと強要した事件が起きました。昭和四十九年二月九日午後の事です。受験生は部落解放同盟のボスの身内でありました。大学は拒否しましたが、公然と大阪市当局が入試に干渉してくるほど、昔から同和行政は腐敗に満ちていたのです。

 それより少し前の事ですが自衛隊の教育隊にいた頃、近畿出身の同期兵が「部落のやつらは学校にドスを持ってきているから怖くて手が足せなかった」と言っていました。中学高校生の時から問答無用の世界に浸っていたことは容易に想像がつきます。思慮深い人々が彼らに優しく配慮した結果、ますます手が付けられなくなったということでしょう。

 報道によると、五年で八日間しか出勤しなかった奈良市の職員は、部落解放同盟の奈良市支部協議会の幹部だったそうです。もうここまで来ればヤクザと全く変わりません。市が脅かされ強請られていたということでしょう。差別の名の下に公金をくすねる卑劣な輩と、臭いものにフタをして来た市の責任者に対して厳しい処分を科すべきです。もっとも、こんなのは氷山の一角である事は皆さん先刻ご承知の事と思いますが。
by antsuan | 2006-10-23 23:05 | 政治・経済 | Trackback | Comments(6)

ねじれを何とかして欲しい

 衆議院補欠選挙は二議席とも自民党の勝利に終わった。民主党の何に反対しているのだかさっぱり分からないいいかげんな態度では当然といえば当然だ。自民党の敵は味方にするという考えもいかがなものだろう。

 郵政民営化も本来は民主党が提唱するべき法案だったはずなのに、団体などの大口の票を当てにして国民に顔を向けようとしなかった。教育基本法についても似た過ちを犯している。小泉内閣が民主党案を丸飲みすると言い出したら審議拒否をしてしまった。

 安倍内閣は、外交問題では北朝鮮に助けられ、国内では民主党の不甲斐なさに助けられて、今のところ追い風に乗っている。しかし、本当のところは統一教会との付き合いや創価学会などの母体が日本人ではない宗教団体との不明朗な付き合いをしている危険な内閣である。けっしてクリーンな内閣ではない。

 その言論統制に長けている安倍内閣を倒すのは容易でない。民主党はこのままでは来年の参議院議員選挙も乗り越えられない。小沢体制は今回の選挙で議席を取れなかった責任をとり退陣してほしい。そして十年先を見越した体制作りをして、まずは地方自治体から地盤を強化する事を考えるべきだ。
by antsuan | 2006-10-22 23:30 | 政治・経済 | Trackback | Comments(4)

石油以降

 解剖学者の養老孟司氏が石油以降を考えよと云っている。では石油の代替エネルギーではなく永久的エネルギーとは何か。太陽エネルギーしかない。

 文明は常にエネルギーに依存していて、それがなければ都市は成立しない。古代文明はだから木材に頼り、森林が消えたら文明が消えた。古代文明の土地を訪ねてみればいい。完全な荒れ地になっている。現代文明は木材に替わって石油や石炭に頼っている。しかしこれらは古代生物の遺産なのである。

 しかし人間はあまりにも身勝手だ。本来ならばこのようなエネルギーはでんでんむしさんの言う「倒木更新」のようにあるべきだろう。人間だけが消費して許されるべきものなのだろうか。

 太陽を神の起源とする日本やアメリカ大陸の民族は、この太陽による森林エネルギーと水エネルギーを他の生物と常に共有してきた。だから石油の替わりのエネルギーを探す必要もない。日本はエネルギー略奪の文明国家とは一線を画し、ひたすら太陽エネルギーの下であらゆる生物と共生出来る文明を営んで行けばいい。

 日本民族はすでにこの思想を確立している事を忘れてはならない。
by antsuan | 2006-10-21 16:53 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)