あんつぁんの風の吹くまま

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夏の夜に見る夢

 夏が終わってしまいました。

 湘南の海岸の傍に住んでいるとそれが直ぐ分かるのです。今迄賑わっていた海岸の海の家が取り壊され、普通の海岸の姿に戻り、誰も居ない海になってしまうからです。

 森戸神社のお祭りがもうすぐ始まります。神社の周りの茂みからは蝉の鳴き声ではなく、蟋蟀や鈴虫の声に代わってしまいました。子供たちの夏休みの宿題はどうなったんでしょう。心配よりも恐ろしさの方が先に経って、家に帰る足が遠のきがちです。徹夜で手伝わされるなんて絶対勘弁して欲しい。

 そうは言っても自分も同じでしたから、子供を叱る声にも力が入りません。夏の終わりは嫌いなんです。寂しいからではなく、宿題をやらないで焦っている夢を何時も見ていたからです。

 しかし、これからは読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。ビールっ腹になってしまったお腹をさすりながら、スポーツの秋を目指して頑張ろうと思うのですが、多分、食欲の秋の方が先になってしまいそう。本当に、何時から日本は飽食の国になってしまったんでしょう。団塊の世代の我々の小さい頃は、ラーメンを食べるのが最高のご馳走だった時もあったのですが・・。あの時の貧しさ、ひもじさを何とか子供たちに教えようとしているのですが、冷蔵庫を開ければ何か食べるものがあるご時世ですから、やっぱり無理でしょうね。

 そういう豊かな日本しか知らない若者が有権者の大半を占めるようになりました。宿題をやり残した政治の世界。いやな夢を見なくて済むようにしてくれる政党を今のうちにきちんと選んでおきたいものです。
by antsuan | 2005-08-31 20:33 | 身の回り・思い出 | Comments(0)

この先に憲法改正ありき

 今度の総選挙において、国民に信を問う小泉総理の姿勢に国民の多くは酔いしれた。実は私も彼の決断に男らしさを感じた一人である。彼はこうも言っている、「今迄首相としてやってきた4年間の評価を審判してくれていい」と。なかなか見事だ。

 この心意気を多いに買いたいところだが。それではこの4年間に何か良い事があっただろうか。共産党はそこを鋭くついている。社会保険料は高くなり、税金の控除は無くなり、規制緩和どころか監査法人を締め上げ、許認可を厳しくして政治的大型倒産や合併吸収を強行した。その結果、ハゲタカファンドやライブドアに象徴されるマネーゲームがあらゆる産業を蝕み始めた。

 外交においても、イラク戦争については米国に盲従し、北朝鮮の拉致被害者問題は遅々として解決しない。ODA(政府の開発援助)のばらまきをまたまた始め、国連の常任理事国入りなどばかばかしくさえなってなってくる。

 さらに、国の借金は一向に減らない。財政投融資のブラックマネーの流れをつかんだ石井紘基衆議院議員は暗殺された。これも小泉政権の時である。

 はっきり言ってこの4年間の小泉内閣に及第点は付けられない。彼のやった事は古い体質を壊したのではなく、古い勢力を追い出しただけなのだ。しかし古い勢力から権力の禅譲を受けなかった事が、総ての失政を帳消しにしてしまっている。これを運がいいというのだろうか。

 この解散は、もう一つ議会制民主主義の否定でもあり形骸化でもある。これも小選挙区制による民意の反映という、際どいというか生々しい民主主義の発露によって衣替えをしたように感じさせている。

 実はこれからの日本の発展のためには是非ともやらねばならない事がある。それは憲法改正なのだ。小泉純一郎が自分の理想を実現させるような憲法改正をもくろんでいるのは間違いない。よって、彼はこの総選挙にその夢の実現を掛けたのだ。
 
 そこで大問題が出てくる。小泉総理が考えている憲法改正とはどのようなものなのか。それが全く見えてこない。選挙でそれが争点になっていないのだ。憲法改正の意欲だけを評価して自民党に一票を投じて良いものかどうか、多いに迷うところなのだ。
by antsuan | 2005-08-30 19:53 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)

使うか、外交カード

 小泉総理は外交カードという切り札を持っている。これは以前にも述べたが、現職総理大臣の特権である。これを使うか否か、また使うとしたら何時なのかが明日公示される総選挙の明暗を分ける要素の一つとなってきた。

 世論調査によると小泉自民党がかなり有利な戦いをしているようだが、民主党も巻き返しに必死だ。共産党もテレビのコマーシャルまでやって票を集めようとしている。また造反候補者は新党を作り、比例枠を使って議席を確保しようとしている。最後まで予断を許さない。

 小泉総理も理念はあってもその基になる理想は何だか全然分からない。やっぱり夢をくれないような政治家では本当は任せられない。悩むところはそこなのだ。

 結局のところ有権者は各政党のマニュフェストだか公約だかを見て、また立候補者の顔を見て決めるだろう。ただ、今迄の選挙の中でもダントツに関心が高くて面白い選挙になりそうなので、当然投票率は高くなると思われる。

 となると、外交カードの切り札として有効なのは浮動票を引きつけるものが一番効果的である事はいうまでもない。それは何か。考えられるカードとしてはどんなものがあるだろうか。
 1)北朝鮮の経済制裁発動。
 2)イラクに派遣している自衛隊の撤退。
 3)中国に対して強い態度を示す(台湾の李登輝総統の受け入れ等)。
 4)国連の常任理事国入りの支持をアメリカから取り付ける。

 まだまだあるだろうが、八月十五日に靖国神社へ参拝するというカードを切らなかった事で、使うカードは一枚だけか、何も切らないかのどちらかになる可能性が高い。しかし、何も切らないというのはある意味で弱腰との印象を植え付けてしまう事になり、有権者は総理としての手腕に疑問を持つ事になるだろう。

 ここがポイントになってくると思う。解散というカードを切った小泉総理がリーダーシップを発揮出来るという印象を国民に植え付けるには外交カードを切らねばならない。しかし、切るカードを間違ってしまったら最悪だ。
 
 本当に今迄になく面白い選挙になりそうだ。我らの一票が日本の歴史を変える事になるかも知れないのである。
by antsuan | 2005-08-29 16:32 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)

憲法第9条をよく読め

 国際関係論を大学で履修した。当時、民社党の現職国会議員であった渡辺朗氏が教授だった。教授は足が不自由であったが、実に堂々としており、重光葵元外相もきっとあのような立派な態度で責務を果たしていたのだろうと、ついつい二人を重ね合わせてしまうほどだった。

 国際関係と云えば、今でも貿易立国と云われているように、貿易が最重要課題だと思っていたが、教授はそれを覆すかのように外交能力、交渉能力を力点に置いた講義をした。つまり、憲法第9条にあるように武力によって紛争を解決する手段を放棄したとしても、外交能力を高める事によって国際関係を改善させる事が出来ると考え、主張したのである。

 冷戦とは武力を行使しない戦いを云うが、憲法第9条を拡大解釈して、我が国は冷戦という戦い方をも放棄しているのではないだろうか。それは間違っていると思うのだ。我が国の国民の生命と財産の安全が侵されている以上、それを取り戻す、あるいは守る戦いをするのが国家の役目である。

 どうも我が国は外交交渉という喧嘩も下手になってしまったようだ。それは武力意外だったら金で解決するものと思っているからではないか。それが今の借金大国になった原因でもあるのだ。

 外交力を強くしないと、何時まで経っても国民の命と財産を守る事が出来ない事を、国民は気づいていると思うが、総選挙ではこの点についてもはっきりと意思表示をする必要があると思う。
by antsuan | 2005-08-28 21:33 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)

金正日は鬼だ


 報道によると、金正日の第一夫人はロシアで闘病生活を過ごした後にヒッソリと死に、遺体も故郷の北朝鮮に埋葬されることなくロシアで葬られたそうな。そもそも、日本では正妻と側室とは明確に分けられ、偉い人の妻の地位は高いものだと思っていたが、あちらでは第一夫人とか第三夫人とか云って、正妻とか言う概念はないらしい。

 しかし、それでもやっぱり酷すぎると思う。我々日本人の常識ではとても理解しがたい行為だ。女は人間ではないのか。そういえばチャイナでは、親しい大事な友人が訪ねてきたときに、もてなす料理がない場合には妻を殺してその肉を料理して持て成すことがあったと聞く。ほんとかなぁーと思っていたが、第一夫人にそのような冷たい仕打ちをするところを見ると、嘘ではないように思えてくる。

 第一夫人というのは、単に最初に手を付けた女という意味でしかないのか。それよりも血縁関係なんて全く気にしない社会なのだろうか。こんな社会風土で平和国家を築けるわけがない。
 
 どうか、この恐ろしい社会と付き合わないでいられるようにしてもらいたい。
by antsuan | 2005-08-27 10:21 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)

毎度台風情報

 またしても台風が三浦半島を直撃した。しかし、去年の台風と違って雨台風のようで、思ったより風は強くなかった。台風一過の青空とはいかなかったが、出勤時、葉山からは青い富士の山がクッキリ見渡せた。

 このところNHKのテレビでは台風となると三浦半島の葉山港の様子を映し出す。海の物凄さを映し出すのならば、三崎港などの方がよっぽど迫力があると思うのだが、何故葉山港なのか良く分からない。NHK関係者のヨットでも置いてあるのだろうかと、余計なことを勘ぐってしまうのだが、地元としては嬉しいようで迷惑なところも在る。

 何故かというと、葉山港が報道されるたびに田舎の親戚が心配して連絡をくれるのだ。どうやら、わざわざ葉山を報道するということは被害が大きいところだと思われているようだ。確かに去年の台風はすごかったけれども、親戚に心配を掛けるような報道は勘弁してもらいたいものだ。

 毎年必ずやって来る台風だが、出来れば人間同士の醜い争いも吹き飛ばして、ついでにスッキリさせてもらいたいとも思う。
by antsuan | 2005-08-26 18:34 | 自然・ブルーウォーター・競技 | Comments(0)

松下翁の資本主義国家像

 日本の戦後の経済社会こそが、社会主義者の目指していた理想の国家像なのだと、経済学者が良く言うことがある。其れは事実だと思う。

 敗戦により無一文になった国家が、民衆の意識の下に政治家と官僚が一体となって集団指導的復興政策を実施し、海外からお金を借り入れ、また国民一人ひとりのお金を預かり、そのお金を資金にして復興に重点をおいた産業に融資をし、後に護送船団方式と云われるようになった国の保護政策の中で産業が発展して行ったのである。

 したがって日本の財界においては、財閥を解体されて、ほとんど本当の資本主義国家を理解できるものはいなかった。その中に在って、松下幸之助だけが、産業を通じて国民の幸せを考え続けた、真の資本主義的国家像を描けた唯一の人物であった。

 彼は無借金経営を目指し実践した。今のトヨタ自動車も無借金経営である。これが資本主義の基本なのである。松下幸之助は日本の国民が幸せになるためには国家が無借金経営をしなければならないと考えた。しかし、彼の夢とは裏腹に多くの政治家や官僚、それに護送船団方式のうま味を味わった財界のサラリーマン経営者が資本主義国家たることを放棄して、国民からの税金や預かったお金を湯水のように無駄遣いし始めた。

 松下幸之助は憂国の情をもって、松下政経塾を創り、晩年近くになっては新党を立ち上げようとしたが、彼の志を理解する財界人も、借金経営をしていたがために、国の息のかかった融資の貸しはがしを恐れ、一緒に立ち上がろうとはしなかった。

 松下翁が亡くなって十七年、今や日本は世界一の借金王国になってしまった。日本国民は未だに幸せのための国家像を描けないでいる。しかし資本主義経済の社会に属する日本の目指すべき国家像は、借金のない資本力のある国家でしかないはずなのだ。資源のない日本、人的資源においてもチャイナやインドに遠く及ばない。

 ただ、幸いにして国の借金の多くは外国に依存しているのではない。これからでも遅くはない。松下翁は当時十年計画で無借金国家の実現を目指したけれども、其れを今度は三十年計画に延ばせばよい。自分の時代には無理だが、そうすれば子供の時代、孫の時代には、社会保障のほとんどを国家の資本が生み出す利潤で賄えるようになるはずなのだ。そのためには極力小さな政府にし、行政事業(サービス)を民営化することが絶対条件となってくる。

 心配することはない、無税国家のシナリオはもう既に松下翁によって描かれているのだ。
by antsuan | 2005-08-25 12:51 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)

風邪を引いてツラツラ考える

 夏風邪を引いてしまったが、子供たちが夏休みで家に居るので、休むに休めない。どうも夫という存在は家では妻の念頭に置いていないらしい。
と、僻んでみても始まらない。

 日本のあちこちで地殻変動が起こっている。宮城県沖の地震は約三十七年周期というから、周期としては短い方だろう。新潟の長岡近辺の地震も相変わらず活発だ。火山だって三宅島の噴火がようやく収束してきたが、いつ何時大島や富士山が噴火しないとも限らない。今度もし火山活動があるとすれば、箱根の山か富士山ではないかと自分では推測している。

 そして日本の社会体制の地殻変動もこのところ活発だ。実は、日本においては自然の変動と体制の変革は無縁ではないような気がするのだ。もちろん科学的に実証出来る事ではないのだが、関東大震災以後から現代の日本の体制はおかしくなったと云って良いのではないだろうか。こんなことを云うと新興宗教がこれを利用して変な事を言い出すのでこの辺にしておくけれども、伊勢神宮における遷宮の儀式も日本の自然の変動に倣ったもののような気がしている。

 アインシュタインの相対性理論ではないが、物質のみならず社会体制においても総て運動しているのであって、体制が落ち着いているように見えるのは、お互いの考えが同じ方向に同じ変化で移動しているに過ぎない訳で、思想という概念の向きが違ってしまうだけで、変革という運動として、表面化してくるのだと思うのだ。

 やっぱり自然の摂理の中に人類の活動も組み込まれているのではないだろうか。
by antsuan | 2005-08-24 18:03 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)

夏バテ

 夏風邪を引いてしまいました。

 日曜日にゆっくり休んでいれば良いものを油断して海に行ったのがいけませんでした。今頃反省しても遅いのですが、病院で点滴をする破目になってしまいました。

 それにしてもこの暑さ、衆議院選挙の立候補者は本当に辛いでしょうね。
by antsuan | 2005-08-22 18:22 | 身の回り・思い出 | Comments(0)

小泉総理のやろうとしていること

 わが家のすぐ近くに日本債権信用銀行と日本長期信用銀行の保養所があったことは前に書いたことがあるが、このほとんど官営銀行とも言える資金を使って官僚は財界を操っていた。

 戦前、普通選挙が制定されたときには、軍が政治資金を渡して立候補者や国会議員を意のままに操っていた。軍人という官僚が政治を動かすことが出来たのは、軍の機密費という、軍人官僚が自由に使える金がふんだんにあったからである。

 そして、この官営銀行の破綻によって明らかになったことは、官僚が自由に使える財政投融資と云うブラックマネーがまだまだたくさん残っていることだった。このブラックマネーの流れをつかんだ国会議員の石井紘基氏は暗殺されている。

 本来ならばこの石井紘基氏の遺志を継ぐべき民主党が、日本の政治を腐敗させている財政投融資の息の根を止めなければならないのにもかかわらず、驚いたことに、その恩恵を受けていた自民党自らがそれを断ち切るべく立ち上がった。それが今回の郵政民営化解散の本質である。

 1喝たぬき氏が述べているように、裏にハゲタカファンドの影があることも事実であろうが、とにもかくにも日本の政治を官僚が操ることの無いように、このブラックマネーを表に出すことが必要なのだ。それを総理大臣がやろうとしている。一国会議員が立ち上がったのではない、総理大臣が立ち上がったことに大いなる意義があると思う。
by antsuan | 2005-08-20 23:59 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)