あんつぁんの風の吹くまま

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カテゴリ:政治・経済( 616 )

第二国連

 国際連合におけるいろいろな決議が常任理事国の拒否権にあって否決されています。こんなことは今に始まった事ではないのですが、やはりこのような茶番劇を見ていると、国際連合も賞味期限が切れてきたのではないでしょうか。

 先の「政治家の愛国心」にも書きましたが、もともと国際連合は先の大戦における戦勝国の集まり、つまり連合国会議(UN)のことであって、それを我が国は国民に「国際連合」といって誤魔化しているだけですので、実態が分かれば期待する方が馬鹿だという事になりますが。

 一部の政治家の間で第二国連を造ろうという構想があるようです。悪くない考えです。国連にこれだけ金をつぎ込んでも、真面目な話し合いどころか各国のただの罵り合いの場になっているだけですから。

 国連改革構想なんていうのを止めて、第二国連を作るぞと日本が言えば、かなり多くの国が賛同するのではないかと予想しているようです。アベちゃんは米国も着いてくるなんて言っているようですが、今の常任理事国はどうなんでしょうかね。返って着いてこない方が良かったりして。ま、国際平和の牽引役になる気構えを持った国会議員が出てきたという事は嬉しい事ではありませんか。

*これは徒然名無子アジアの緊張へのトラックバックになっております。
by antsuan | 2006-07-14 14:24 | 政治・経済 | Trackback | Comments(4)

評価するにはまだ早い

 いろんなところで小泉内閣の総括が始まっています。確かに日本の内閣としては長期政権だったので、もう終わりと考えているのでしょうが、サプライズ総理の任期は後二ヶ月もあります。その中にはサミットや八月十五日も含まれるのです。

 小泉総理は本当に運の強いお方です。辞めるぎりぎりになって北朝鮮に対する経済制裁を何処にも批判されずに決断する事が出来ました。多分、サミットでは日中首脳会談の実現も、チャイナの歩み寄りで、あると予想しています。なぜなら、北朝鮮への経済制裁をされて困るのはチャイナだからです。となれば、わざわざ八月十五日に靖国参拝をする必要はなくなるでしょう。

 これで、自民党総裁の後継者問題も靖国参拝を政治問題にせずに対応出来る事になります。去年の総選挙もサミットが終了してから動き出しました。『風林火山』の如き小泉劇場の幕はまだ下りていないのです。
by antsuan | 2006-07-13 07:18 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)

北朝鮮の意図するところ

 北朝鮮のミサイル問題だが、これは米国や日本への威嚇ではなく、ロシアやチャイナに対しての威嚇ではないかと考えてみてはどうだろうか。

 ロシアはオイルマネーがどんどん入ってきているから米国と歩調を合わせる必要はないけれども、チャイナは別だ。米国を怒らせたら経済はガタガタになり共産政権は一挙に崩壊してしまう。そこでチャイナは北朝鮮を植民地化し、米国に逆らわないような傀儡政権を造ろうとしているのだが、金正日は「そう言う気なら本当に戦争をおっ始めるぞ、北朝鮮が米国のものになって困るのはおまえ達チャイナやロシアじゃないのか」と、脅しているのだと思うのです。

 あのおデブさん、全然馬鹿じゃない。オイルメジャーのために戦争をおっ始めたブッシュとよく張り合っている、なかなかの悪党でっせ。日本はなるべくかかわり合いを持たない方が好い。漁夫の利を取ろうとしていると見られて嫉まれるのが落ちだ。
by antsuan | 2006-07-07 19:21 | 政治・経済 | Trackback | Comments(6)

政治家の評価

これは「重箱の隅」の時代に対するトラックバックです。

 橋本龍太郎元首相が亡くなった。橋龍の時代をどう過ごしたかによってその人それぞれの評価や思いがあるだろう。政治に大いに関心のある者としては全く評価出来ない男なのだが、それをわざわざ声高に言ってもしょうがないことだとも思う。

 しかし彼も政治家である以上、世間の評価をいかに死してからといえども避けられないことは覚悟していると思う。いや本当の政治家であれば死してからの評価を信じて大難にぶつかって行くべきなのだ。

 彼の死去に対しチャイナが哀悼の意を大きく表明した事がすべてを物語っている。彼はチャイナにそれだけ貢献したという事だ。

 政治家であろうと実業家であろうと身辺の汚いものは評価出来ない。橋龍も角栄も外国からわいろを受け取っていた。それが自分のためでなく党のためであっても国のためではなかった。女関係も政治にからむ後ろめたいものだった。

 プロとは自らを正す者を言うのであれば、二人はとても政治のプロとは言えまい。田中角栄の時代以後だと私は感じているのだが、悪を許すあるいは目をつぶる基準がものすごく低くなってしまった。良い事をしたのだからこれぐらいの悪いことは目をつぶろう見逃してやろう。少年が犯した悪であろうと政治家が犯した悪であろうと、聖職者のちょっとした悪であろうと、悪は悪である。

 後藤田正晴氏は立派な平和主義者であった。しかしそのような彼も角栄の悪に目をつぶってしまった。赤軍派事件、学生運動などの公安、治安の不安に対処する事に頭がいっぱいだったからだろうと思うが残念だ。余談になるが、石原莞爾も後藤田氏と同じような人物ではなかったかと考えている。

 倫理的道徳的以前に法治国家の意味を成さなくした政治家は評価するどころか失格である。凶悪な少年犯罪が増えたのも、教育者や官僚がプロ意識を持たなくなったのも彼らの責任だと思う。
by antsuan | 2006-07-02 20:57 | 政治・経済 | Trackback | Comments(6)

国会議員のタウンミーティングに出席して

 昨日は応援している国会議員の地元での国政報告会があったので行ってきました。野党ではありますが一昨年に年金問題の火をつけた参議院議員といえばおわかりでしょう。若くて次回には衆議院にくら替えすることが決まっているので、熱心に市民の輪の中に顔を出しているのです。

 その国政報告会は後半が質疑応答の時間となっていて、市民が素朴な疑問質問を議員に投げかけることが出来ます。米軍移転費用問題調査のため、グアム・ハワイの米軍基地の視察を打診したらやんわりと断られたとかで、日本の国会議員の中では国際的にもかなり存在感のある人なのですが、外交における靖国問題についての質問のときに、私にとってはちょっと気になる答弁をしていました。

 昭和史については議員の仲間と一緒に再度勉強しているそうです。そう云う姿勢は大いに評価するのですが、靖国神社の資料館に行くと止むを得ない戦争だったようなことの説明があって気になったと言っていました。そして、日本人自身によってもう一度あの戦争責任というものを検証すべきであろうとの考えを表明していました。

 そう云えば読売新聞も近代の歴史の検証をしています。しかし歴史の真実を探り戦争責任を日本人の立場で問い直せば問い直すほど、外交問題は解決しないと思うのです。なぜならば基本的に東京裁判を否定することになるからです。チャイナや韓国のみならず連合国から非難の声が上がることは間違いありません。

 したがってそんなことはせずに、靖国問題を外国から云われたらぴしゃりと言ってやればいいのです。「東京裁判を取り仕切った連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の総司令官だったマッカーサー元帥が米国議会で『あの戦争は日本にとって自衛のためのものだった』と明言しているのですよ」と。

 それ以外は言う必要もないし余計なことを言うからおかしくなるのである。
by antsuan | 2006-06-25 19:57 | 政治・経済 | Trackback | Comments(2)

ベトナム戦争とイラク戦争で得する日本

 イラクに自治政府が何とか樹立されて、あちこちの国の軍隊が引き上げを始めた。戦争を仕掛けた米軍はどうするつもりだろうか。戦争目的がイスラエルとパレスチナ問題を解決するためであるならば、まだ暫くはイラクに留まるだろう。しかし、それでは民族独立の戦いであったベトナム戦争から何も学ばなかった事になる。しかも今度は宗教戦争に火をつけてしまった。

 我が国の小泉政権は米国のブッシュ政権にシッポを振りまくっていると国民は嘆いているが、佐藤栄作政権の時はもっと酷かった。佐藤栄作がノーベル平和賞をもらえたのは徹底的にベトナム戦争に加担していたからだ。沖縄は言うに及ばず、日本国内の米軍基地はすべてベトナム戦争の前線基地化していたのだ。

 イラクから陸上自衛隊が撤退しても航空自衛隊が米軍の軍事物資を運ぶ事になるとしたらまさに戦闘に参加するのも同じ事なのだが、「ベ平連」などの反戦団体が活躍していたことからも分かるように、ベトナム戦争当時は日本の社会全体が戦闘に参加していたようなものだった。

 しかし歴史を振り返ってみると、戦争をするたびに経済が弱体化する米国と裏腹に、日本は米国が戦争をするたびに経済力をつけてきた。どんなに米国政権にシッポを振りまいてもその分の元は十分に取っているのだ。「名」も「実」も両方欲しがる米国だが、その両方を手に入れる事は出来ない事にまだ気が付かない。小泉政権はブッシュが戦争を始めてくれたおかげで経済を持ち直す事が出来た。日本も「名」を取りたいならば「実」を捨てる覚悟が必要だが、国民はそのことに気が付いているだろうか。
by antsuan | 2006-06-23 15:27 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)

砲艦外交の野望

[読めてきた北朝鮮情勢]

 「悲劇週間」(矢作俊彦著)を読んで、主人公である堀口大學と外交官だったその父堀口九萬一のたどった波乱万丈な世界に思いを馳せている。この本を読むと、今も昔も砲艦外交をした米国の野望は変わってはいないことが見えてくる。

 いま北朝鮮は明確なチャイナの植民地化が進んでいる。(1) それは日本と北朝鮮の国交正常化を阻止するためである。小泉総理は北朝鮮との国交正常化を約束した。しかし、それに横槍を入れたのは米国であった。北朝鮮復興に日本が主動的役割を演じれば、その先は満州国の再現であって、北朝鮮だけでなくチャイナの東北部の[市場]を日本に取られてしまう危機感を持ったに違いない。

 日本と北朝鮮の単独外交を阻止するために、米国はチャイナと手を組んで六ヶ国協議というタガを小泉政権に嵌めた。昔の三国干渉となんら変わらない事は日本人ならばもう気が付いていよう。六ヶ国会議はハナから時間稼ぎの手段でしかないのだ。

 米国は米軍再編の費用も日本に肩代わりさせたように、日本から金をむしり取る事に何の罪悪感も感じていない。それどころか金をむしり取るために外交をしているのだ。チャイナによる植民地化が完了した時、つまりそれは金正日を見放して北朝鮮に新たな傀儡政権を作る事を意味するのだが、北朝鮮は拉致被害者を解放し高額な身代金に代る戦後補償を日本に要求する事だろう。だが、その金は北朝鮮の庶民には行き渡らず、チャイナと米国に流れる事になっている。

 どうして小泉さんが政権を維持する気がないのか、これでお分かりの事と思う。
 
  (1)ボイス7月号 「中国は金正日を見放した」青木直人
by antsuan | 2006-06-14 00:02 | 政治・経済 | Trackback | Comments(5)

小泉総理最後のサプライズ


 去年の今ごろは、小泉さんの郵政民営化法案で国会はまさに熱き戦いをやっていましたが、今となっては計算ずくの強き作戦だった訳です。そう言う冷めた計算術をマスコミや我々国民は小泉流サプライズとして、面白おかしく観戦していたのでした。

 小泉劇場はこの九月に幕引きが決まっていますが、どうも最後のサプライズがあるように思えて仕方がありません。今回は「戦国時代のシナリオ通りならば」の続きを考えてみたいと思います。

 小泉さんが国会延長をしないのは、忙しい安倍晋三官房長官が九月の総裁選挙の準備をしやすくするためではないかという見方があります。もし与党内に、これをこころよく思わない明智光秀がいたら本能寺の変が起きる事になります。小泉内閣の明智光秀は誰か。それはやっぱり公明党ではないかと思うのです。というのも民主党代表の小沢さんと創価学会は通じている気配なのです。となると、八月十五日の靖国神社が本能寺という舞台設定ができ上がります。

 自民党総裁禅定を目前に控えて、最後のサプライズは小泉総理の辞任(腹切り)です。[北朝鮮との裏取引]を暴露されたら例え強気の小泉さんとしても腹を切らざるを得ないでしょう。これでチャイナ寄りの自民党総裁が生まれれば公明党は与党に安住出来るのです。

 ここで明智光秀を打ちに行くのは小泉チュウドレンの切り込み隊長、小池百合子大臣です。公明党が支持する福田さんを倒し総裁選挙を制します。小池新総裁はこっそり民主党代表の小沢さんに頭を下げ、民主党から連立申し込みをしてもらうはずです。これで現代の豊臣秀吉の誕生ということになります。

 あとは国家統一が出来たも同然、国民投票を行い憲法改正を実現します。その後も戦国時代のシナリオ通りとすれば、小池政権時代には朝鮮出兵もありという事になります。

 そして小池政権の後は天下分目の関ヶ原の戦いであって、それに勝利するのは公明党をたぶらかした小沢民主党という訳です。

 運命論者の私としてはマジでそうなると考えているのですが、果たして・・。
by antsuan | 2006-06-13 00:01 | 政治・経済 | Trackback | Comments(4)

日本の外交官の今昔

 「外交とは言葉による戦争だ」  矢作俊彦著「悲劇週間」のなかで堀口大學の父(明治大正時代の外交官)の言葉だ。そんなことは今なお自明の理であって、それに見て見ぬふりをしているのが日本の外務省である。おそらく、日本の外務省は日米安保条約によって去勢させられたのだ。原爆の研究をしてはならない、飛行機を作ってはならない。それと同じく外交をしてはならないと禁じられたのであろう。

 吉田茂が生きているうちは良かった、彼自身が外交官だったから。佐藤栄作の時もまだ良かった、米国とだけ外交していればよかったから。そして、そのぬるま湯に馴れきってしまい本来の業務である言葉による戦争をやるものが外務省にはいなくなった。

 外務省を解体し一から出直す時期に来ている。防衛庁を省にする前に外務省をぶっ壊して再建しなければ、何時しか軍部主導の国際関係にまたなってしまうだろう。逆に言えば、言葉による戦争が出来る外交官がいれば、本当の戦争は防げるはずなのだ。
by antsuan | 2006-06-08 12:52 | 政治・経済 | Trackback | Comments(2)

悪党天国、日本

これは二条河原落書「そして日本から誰もいなくなる・・・?」へのトラックバックです。

 ライブドアのホリエモンや村上ファンドの村上代表を見ていると、彼らが入学した東京大学は最早、教育機能を失っているとしか思えない。十数年前にPHP研究所のプロジェクトチームが財政再建のために国立大学の民営化を求めたのは正しい判断だ。

 昔は悪いことはコソコソやったものだが、この頃の悪党は堂々と顔を出して悪びれることが無い。米国でも同じような悪いことをする奴がワンサカ居るのをみると、けっして米国型グロバルスタンダードが正しいとは云えないことがこれではっきりした。

 一連の株関係の騒動を見ていると、どう見てもまともな人間のやる商売とは思えない。この村上氏、本当はホリエモンを騙してもっとあくどいことをやっていたらしいが、悪党同士と云うことなのかあるいは元官僚と云うことなのか、微罪のインサイダー取引を認めて許してもらうと云うことになったらしい。

 このことは読売新聞に書いてあったのだが、識者のコメントと云う形でなく、編集部の情報力できちっと暴露して欲しいものだ。
by antsuan | 2006-06-06 12:33 | 政治・経済 | Trackback | Comments(8)