あんつぁんの風の吹くまま

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カテゴリ:政治・経済( 610 )

砲艦外交の野望

[読めてきた北朝鮮情勢]

 「悲劇週間」(矢作俊彦著)を読んで、主人公である堀口大學と外交官だったその父堀口九萬一のたどった波乱万丈な世界に思いを馳せている。この本を読むと、今も昔も砲艦外交をした米国の野望は変わってはいないことが見えてくる。

 いま北朝鮮は明確なチャイナの植民地化が進んでいる。(1) それは日本と北朝鮮の国交正常化を阻止するためである。小泉総理は北朝鮮との国交正常化を約束した。しかし、それに横槍を入れたのは米国であった。北朝鮮復興に日本が主動的役割を演じれば、その先は満州国の再現であって、北朝鮮だけでなくチャイナの東北部の[市場]を日本に取られてしまう危機感を持ったに違いない。

 日本と北朝鮮の単独外交を阻止するために、米国はチャイナと手を組んで六ヶ国協議というタガを小泉政権に嵌めた。昔の三国干渉となんら変わらない事は日本人ならばもう気が付いていよう。六ヶ国会議はハナから時間稼ぎの手段でしかないのだ。

 米国は米軍再編の費用も日本に肩代わりさせたように、日本から金をむしり取る事に何の罪悪感も感じていない。それどころか金をむしり取るために外交をしているのだ。チャイナによる植民地化が完了した時、つまりそれは金正日を見放して北朝鮮に新たな傀儡政権を作る事を意味するのだが、北朝鮮は拉致被害者を解放し高額な身代金に代る戦後補償を日本に要求する事だろう。だが、その金は北朝鮮の庶民には行き渡らず、チャイナと米国に流れる事になっている。

 どうして小泉さんが政権を維持する気がないのか、これでお分かりの事と思う。
 
  (1)ボイス7月号 「中国は金正日を見放した」青木直人
by antsuan | 2006-06-14 00:02 | 政治・経済 | Comments(5)

小泉総理最後のサプライズ


 去年の今ごろは、小泉さんの郵政民営化法案で国会はまさに熱き戦いをやっていましたが、今となっては計算ずくの強き作戦だった訳です。そう言う冷めた計算術をマスコミや我々国民は小泉流サプライズとして、面白おかしく観戦していたのでした。

 小泉劇場はこの九月に幕引きが決まっていますが、どうも最後のサプライズがあるように思えて仕方がありません。今回は「戦国時代のシナリオ通りならば」の続きを考えてみたいと思います。

 小泉さんが国会延長をしないのは、忙しい安倍晋三官房長官が九月の総裁選挙の準備をしやすくするためではないかという見方があります。もし与党内に、これをこころよく思わない明智光秀がいたら本能寺の変が起きる事になります。小泉内閣の明智光秀は誰か。それはやっぱり公明党ではないかと思うのです。というのも民主党代表の小沢さんと創価学会は通じている気配なのです。となると、八月十五日の靖国神社が本能寺という舞台設定ができ上がります。

 自民党総裁禅定を目前に控えて、最後のサプライズは小泉総理の辞任(腹切り)です。[北朝鮮との裏取引]を暴露されたら例え強気の小泉さんとしても腹を切らざるを得ないでしょう。これでチャイナ寄りの自民党総裁が生まれれば公明党は与党に安住出来るのです。

 ここで明智光秀を打ちに行くのは小泉チュウドレンの切り込み隊長、小池百合子大臣です。公明党が支持する福田さんを倒し総裁選挙を制します。小池新総裁はこっそり民主党代表の小沢さんに頭を下げ、民主党から連立申し込みをしてもらうはずです。これで現代の豊臣秀吉の誕生ということになります。

 あとは国家統一が出来たも同然、国民投票を行い憲法改正を実現します。その後も戦国時代のシナリオ通りとすれば、小池政権時代には朝鮮出兵もありという事になります。

 そして小池政権の後は天下分目の関ヶ原の戦いであって、それに勝利するのは公明党をたぶらかした小沢民主党という訳です。

 運命論者の私としてはマジでそうなると考えているのですが、果たして・・。
by antsuan | 2006-06-13 00:01 | 政治・経済 | Comments(4)

日本の外交官の今昔

 「外交とは言葉による戦争だ」  矢作俊彦著「悲劇週間」のなかで堀口大學の父(明治大正時代の外交官)の言葉だ。そんなことは今なお自明の理であって、それに見て見ぬふりをしているのが日本の外務省である。おそらく、日本の外務省は日米安保条約によって去勢させられたのだ。原爆の研究をしてはならない、飛行機を作ってはならない。それと同じく外交をしてはならないと禁じられたのであろう。

 吉田茂が生きているうちは良かった、彼自身が外交官だったから。佐藤栄作の時もまだ良かった、米国とだけ外交していればよかったから。そして、そのぬるま湯に馴れきってしまい本来の業務である言葉による戦争をやるものが外務省にはいなくなった。

 外務省を解体し一から出直す時期に来ている。防衛庁を省にする前に外務省をぶっ壊して再建しなければ、何時しか軍部主導の国際関係にまたなってしまうだろう。逆に言えば、言葉による戦争が出来る外交官がいれば、本当の戦争は防げるはずなのだ。
by antsuan | 2006-06-08 12:52 | 政治・経済 | Comments(2)

悪党天国、日本

これは二条河原落書「そして日本から誰もいなくなる・・・?」へのトラックバックです。

 ライブドアのホリエモンや村上ファンドの村上代表を見ていると、彼らが入学した東京大学は最早、教育機能を失っているとしか思えない。十数年前にPHP研究所のプロジェクトチームが財政再建のために国立大学の民営化を求めたのは正しい判断だ。

 昔は悪いことはコソコソやったものだが、この頃の悪党は堂々と顔を出して悪びれることが無い。米国でも同じような悪いことをする奴がワンサカ居るのをみると、けっして米国型グロバルスタンダードが正しいとは云えないことがこれではっきりした。

 一連の株関係の騒動を見ていると、どう見てもまともな人間のやる商売とは思えない。この村上氏、本当はホリエモンを騙してもっとあくどいことをやっていたらしいが、悪党同士と云うことなのかあるいは元官僚と云うことなのか、微罪のインサイダー取引を認めて許してもらうと云うことになったらしい。

 このことは読売新聞に書いてあったのだが、識者のコメントと云う形でなく、編集部の情報力できちっと暴露して欲しいものだ。
by antsuan | 2006-06-06 12:33 | 政治・経済 | Comments(8)

戦国時代のシナリオ通りならば

◎憲法改正こそが天下統一の証し。
◎第一回目の首相公選は天下分目の関ヶ原の戦い。

小泉総理は戦国時代の織田信長そのものだと思います。
では天下統一する現代の豊臣秀吉は誰か。それは小池百合子さんしかいないと考えています。なぜなら憲法改正こそが天下統一の証しであり、そのためには民主党との大連立が不可欠である以上。それを成し得るのは彼女しかいないのではないかと。

民主党は三河にいる徳川家康と同じです。では小沢さんは徳川家康に成れるかと云うと、かなり難しい。民主城の新しい主は小池百合子さんより若くあるべきです。少なくとも、小沢さんの次の後継者を世間に認知されていなければ、首相公選が天下分目の関ヶ原の戦いにはならないでしょう。
by antsuan | 2006-06-05 14:09 | 政治・経済 | Comments(0)

日本の戦略、小泉は米国を手玉に取っている

 「何のために米軍は日本にいるのか」 誰しもがそのように考えたことが有るに違いない。一応、日米安保条約によって日本を守るために駐留しているのだけれども、自国を直接戦場にしないための戦略であることは殆ど公になっている事実だ。しかし、先の9.11同時多発テロによってその戦略が無意味だったことが明らかになった。

 無意味化した戦略に狼狽した軍部が、ネオコン政治家の意見を大幅に取り込んだのが今度のイラク戦争でもある。そして今、新たな戦略を構築し軍部を再編し出した。最早、前線基地が必要なくなったことは明白で、沖縄や韓国から米軍が撤退するのは時間の問題なのだ。

 しかし、お人好し日本は撤退費用を出すことにした。一兆円近いお金である。我が国民は無駄遣いだといきり立っているけれども、小泉総理は全く意に介していない。もともと小泉総理は米国の軍資金のために何十兆円とも云う巨額な米国債券を買ってやっている。はっきり云ってこの債券がただの紙くずになることは覚悟の上であろう。だから、当てにしていない債券の利息分もくれてやろうとしているのだ。

 こんな重要なタニマチを大事にしない訳は無い。米国は必ずや日本を戦火から防いでくれる筈である。こんなことを考えると、日本は米国政府に手玉に取られているように思うけれども、本当はそうでも無いような気がしてくるではないか。
by antsuan | 2006-05-29 17:56 | 政治・経済 | Comments(0)

キッシンジャーの本心

 昔から今に至るまで、米国が日本を対等の同盟国とは考えていないことは十分承知している。しかし、ロッキード疑獄が起きた時、政治の世界も節操がなくなったと嘆くと同時に、田中角栄政権が米国にとって邪魔な存在になったのだなと感じた。それを裏付ける記事 が昨日のエキサイトニュースに載っていた。それは、当時のキッシンジャー大統領補佐官が日中正常化交渉を「ジャップの裏切り者」と罵っていたと云う文書が公開され明らかになったという記事だった。

 キッシンジャーと云えばあのウォーターゲート事件で辞任したニクソン大統領の懐刀であった。彼は今のブッシュ政権を支えているネオコン軍団の元祖と云っていい。円を固定相場から変動相場へ無理やり移行させたドルショックを演出した張本人である。米国人は人の嫌がることを平気でするところがあるが、彼は政治の世界でもそう云うやり方を平然とやった教養の無い人間だ。ドル本位制放棄(ドルショック)の発表もわざわざ八月十五日を選んだ。また、共産政権のチャイナとの関係改善も"頭越し"であったし、最近では日本に核兵器を造らせないとチャイナに密約したらしい。

 しかし、そう云うやり方を続けて行けば、結局は日本国民の反感を買い友好関係を壊すことにそろそろ気が付くべきだろう。中曽根元首相も小泉首相もけっして米国を敵に回すことをしなかった。だから政権を維持することが出来たのだが、この両人が安保条約とのセットである日本国憲法の改正論者であることは何を意味しているのか、我が国民だけでなく米国民もはよくよく考えるべきだと思う。
by antsuan | 2006-05-27 12:26 | 政治・経済 | Comments(0)

医者を単なる労働者にする日本の制度

 今国会で審議されていた医療制度改革法案が、与党による審議打ち切りの動議の下に可決成立された。この法案ははっきり言って改悪の部類に属すると思うが、医療制度が落ちるところまで落ちないと国民は気がつかないのだろうか。他の先進国では公共事業費の二倍程度の医療費をかけているのが普通なのに、日本では公共事業費を削って医療費に回すことを避けている。"国民皆保険制度を守る"ことを隠れみのに、国家予算における医療関連に占める予算の割合が、日本では公共事業のわずか十分の一でしかないことに国民はほとんど気がついていない。

 昔の官僚は産業構造の変化に主動的に立ち回って、石炭産業から石油産業へ、鉄鋼や重電産業から流通や弱電産業へと日本の高度成長を実現させた実績がある。高齢化社会に突入し、福祉・医療を重視した産業構造の変化が起きている現在において、国がやらなければならないことははっきりしている。無駄な公共事業費を削って医療・福祉に補填するだけで、これから先も保険料をあげる必要もなければ、新たな高齢者用保険制度を作る必要もない。

 デフレーションの中で技術革新に励んだ日本は、民間においては省エネルギー化や経費削減に成功した世界唯一の勝者である。優秀な官僚がそれを真似できないわけはない。もうこれ以上国民を苦しめてはならない。医療福祉産業へ公共事業費を振り向けるときなのだ。
by antsuan | 2006-05-18 16:25 | 政治・経済 | Comments(2)

民主党は時代遅れの党になってしまったのか

 『政界再編 政権奪取が前提』 こういう見出しで前原前民主党代表が読売新聞のコラムに意見を述べている。やはり彼は木を見て森を見ていなかった気がする。

 先の総選挙で、自民党は生まれ変わって民主党よりの立場を鮮明にしたのだから、民主党は胸を張って堂々と自民党との連立を申し出るべきだったと思う。国民のためを考えれば、政権をとり民主党の公約・政策を実行することよりも、憲法改正を実現することの方が先ではないのか。日本は民主国家というけれども、国家が統一されてから今に至るまで、国民自らの力で一度も憲法を制定どころか改正すらしていないのだ。

 考えてみてほしい、民主党的になった自民党に対立するということは、古い自民党の体質を受け継ぐことにほかならない。民主党はこのことを真剣に理解し危機意識を持たなければ政権奪取どころか社会党の二の舞いになるだろう。小沢新代表が、創価学会とコソコソ何かやっているのが気掛かりだ。
by antsuan | 2006-05-17 17:54 | 政治・経済 | Comments(2)

民主党は単なる野党に成り下がった

 そろそろ日本もサッカーのワールドカップムードになってきました。経済の方もそれにつられた訳ではないでしょうが活気があります。では政治はというと、会議は踊るといいますが、相変わらずトンチンカンなことをやっているようです。

 全くどうしてしまったのでしょうね。最大野党の民主党がズッコケてしまったら、憲法改正も教育基本法もマスコミはどうでも好いような書きっぷりです。争点になるようなところを掘り下げようともしないようです。

 民主党は小沢さんが代表になってどうにかまともな野党に戻ったようですが、ただそれだけって云うか、相変わらず中身のない事ばかりやっています。何でも反対の旧社会党と変わらなくなってしまいました。しかも、変わらなくてはいけないと言っている小沢さんが、自由主義から社会主義に変わってしまったのでは、単なる抵抗勢力でしかありません。

 小沢新代表に国民はそんなことを期待していたのでしょうか。そうではないはずです。国民は民主党に中身のある政策を出して欲しいと願っているのです。しかし、どうやらそれは期待出来そうもありません。
by antsuan | 2006-05-16 22:50 | 政治・経済 | Comments(0)