あんつぁんの風の吹くまま

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生き延びた者の、発言する責務


 よくぞ、言挙げしてくれたと思います。

              読売新聞朝刊より
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 同じ広島で被爆した親戚も、三宅一生と同じように特別な目で見られるのを嫌がって被爆者手帳をなかなかもらおうとしませんでした。しかし、被害者が言挙げしなければ真実は伝わりません。

 昨年の秋には、産婦に対する医療現場の非人間的扱いについて議論しようとして物議を醸してしまいました。あそこで言おうとしたことは、まさにこの三宅一生と同じ気持だったのです。

 つまり、被害者が言挙げしなければ、物事の真実は伝わらずよくならないのです。チベットの弾圧、ウイグル民族の弾圧、北朝鮮による拉致被害のように、加害者に罪の意識はありません。"戦争があった時代の空気"を知っている人は少なくなってしまいました。

 悲惨な出来事に直面し生き延びた人々は、これから生きる者が同じ過ちをしないように、つらいでしょうが、是非言挙げしていただきたいと願わずにはいられません。
by antsuan | 2009-07-16 07:37 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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