あんつぁんの風の吹くまま

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十年先を考えるのが仕事

 この頃の社会情勢を見ていると、十年後の日本を考える気にもなれないかもしれませんが、常に未来を考えるのが一国一城の主である経営者の仕事なのです。逆に言えば未来を考えない経営者などは経営者とは言っちゃいけないのであって、たとえ、時が味方をしなくて会社が潰れようと、未来を見据えて行動した経営者を罵倒するべきではありません。

 しかし、残念なことに我が国ではこのような未来を見据える民間企業の経営者を侮蔑する傾向にあります。特に二世三世の跡継ぎが経営している会社については、それだけでボンボンが経営していると無能呼ばわりします。それは大きな間違いです。我が国の産業がこれだけ発展してきたのは、大企業や中小企業、零細企業の経営者が家族ぐるみで引き継いで頑張ってきたからなのです。

 それを忘れてしまって、社会主義国のようにその日暮らしの労働者の権利ばかりを優遇し、跡継ぎ経営者に無理難題の責任ばかりを押し付けてきたからこそ、このようなすさんだ社会になったのです。経営者を正当に評価しない社会は収奪を是認する共産主義国家です。

 国家が市民の財産を収奪している今の我が国の指導者は、零細企業経営者の風上にも置けない最低の人間です。十年先を考えないから国債をばらまくのです。郵政を民営化しないで十年後の日本はあるでしょうか。いったい十年後に誰が国債を買うのでしょうか。国鉄が、電電公社が、専売公社が民営化されていなかったら、こんなに繁栄した今の日本がなかったのはコロンブスの卵のように明白ではありませんか。

 税金を立派に払っている会社の経営者を侮蔑してはなりません。どんなに多くの役員報酬を得ていようと、職員にきちっと賃金を払っている経営者を非難するべきではありません。鳩山邦夫さん、彼らを非難したいのならば同じような責任を背負ってからにして下さい。あなたの仕事は十年先の国を健全化することです。
by antsuan | 2009-07-08 21:12 | 政治・経済 | Comments(2)
Commented by みみずすまし at 2009-07-09 09:28 x
言いたい結論はそれかい!なので、記事の内容と外れたコメになってしまうのですが(笑)

>常に未来を考えるのが一国一城の主である経営者の仕事なのです。
これはたしかだなぁと思います。
家族の長も同じですよね。
子どもに(子どもの人生は尊重しつつですが)、家族の絆というものを託していくべきだと思います。
その意味では大きな意味での民族意識(例えば日本)というのはすごく大事なことと考えます。
僕はどちらかといえば、日本人であることにこだわるより地球人でありたい派ではありますが、でも日本人であることを誇りには思っています。
記事とずれまくったコメになっちゃった。
ごめん。
Commented by antsuan at 2009-07-09 11:22
・みみずすましさん、日本の産業が発展したのは同族経営だったからです。GMが潰れたのにフォードが生き残ったのも同じ理由です。先祖の名を惜しむからこそ頑張って経営するんだと思いますよ。←これも言いたかったところです。

日本人がいくら地球人でありたいと願っても、まだ他の民族がそれを認めない現状ではインカ帝国のように民族の滅ぶ原因にもなると思います。