あんつぁんの風の吹くまま

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官能小説も悪くない


 思えば、外務省の不祥事は戦前からありましたが、軍部の腐敗の方にばかり目が行き、文民官僚の腐敗には蓋をされたままでした。今ここに来て、その蓋も押さえが利かなくなったのでしょう。

 大衆向けの週刊誌が発売されるようになった当初から、ルポライターの草分けとしてポルノ小説をたくさん書いていた梶山季之と同様に、佐藤優もいつの間にか同じ流れを汲む小説家の座を獲得したようです。
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 「噂の眞相」の岡留安則編集長の御陰で、すっかりスキャンダリズムの魅力に嵌まってしまいました。火の無いところに煙は立たないの喩えもあります。しかし問題は何が燃えているのか何が燻っているかではないでしょうか。ですから、このような官能小説を書くのは的外れの批判を浴びたり、臭いものにフタとばかり抹殺されたり、ある意味で命がけの作業でありましょう。

 しかし、発禁にもならずに本屋の店頭に並んでいるのを見ると、国民はバカではないと信じることが出来ます。裁判員制度もある意味で国民を貶めるための制度のような気がしますが、どっこい民衆はそれを逆手にとって賢明な判決を下すと思います。

 衆愚にして賢民である大衆には、このような官能小説がぴったりなのかも知れません。
by antsuan | 2009-06-11 08:59 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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