あんつぁんの風の吹くまま

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節句を祝う伝統

 端午の節句の鯉のぼり、外国でも似たような風習があるのかも知れませんが、子どもの健やかな成長を祝う習慣を伝統的に続けてきたの何故でありましょうか。
 
 英国の法学者であり、哲学者である、J・ベンサムは「正邪の判断の基準は最大多数の最大幸福である」と主張し、立法の原理に据えようとしました。しかし、それは儒教から来る日本の伝統的な判断の基準である「(正)義」とは違う、欲望が前面に出た「功利主義」の原理でもあるのですが、神仏習合のように、明治の人はこれをうまく取り入れ、人類の情欲は物質的な欲望だけでなく、精神的な欲望をも含むものであるとして、積極的に自由主義を容認し推進したのです。

 親の精神的な欲望である子どもの健やかな成長こそは、最大多数の最大幸福に合致します。そして、それを達成した世の中を平和というのであるのならば、我が国の節句を祝う伝統は平和の証しであるといって差し支えないと思うのです。

 ですから世界平和を願うのならば、日本の文明つまり日本人の生き方を否定するのではなく、世界に発信するべきです。憲法九条があろうとなかろうと、最大多数の最大幸福を求めてきた、もっとはっきり言えば人種差別撤廃のために戦った、正義の日本人の生き方に、誇りを持ち続けることが大事ではないでしょうか。
by antsuan | 2009-05-09 16:36 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
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Commented by sweetmitsuki at 2009-05-10 08:13
最近では六月一日の国際児童デーよりも、日本式の節句や七五三を祝う国が増えているそうですね。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0210&f=column_0210_003.shtml
Commented by antsuan at 2009-05-11 08:32
・mitsukiさん、世界ではいまだに六人に一人が五歳以下で死んでしまうのですね。
日本では二百五十人に一人ですか。

子供の成長を願う気持ちは平和を願う気持ちそのものだと思います。