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人を差別するべきではない

2009.04.20 Web posted at: 20:47 JST Updated - CNN
ワールド
「不参加」続出の人種差別撤廃会議、イスラエルは大使召還
ワシントン(CNN) 国連が主催する20日からの人種差別撤廃関連会議を米国がボイコットしたのに続き、オーストラリア、ドイツ、カナダなどが19日、相次いで不参加を表明した。イスラエルは20日、抗議のため開催地スイスに駐在する大使を召還した。

米国務省は18日、同会議で採択される文書にイスラエルを批判する内容が含まれているとの理由から、参加を見送る方針を明らかにしていた。20日には新たにポーランドも不参加を表明。イスラエルのネタニヤフ首相は同日、各国によるボイコットを歓迎すると述べた。

ネタニヤフ首相は同時に、会議の出席者に「人種差別主義者であり、ホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人虐殺)否定論者でもある人物がいる」と、アフマディネジャド・イラン大統領が招かれていることを指摘。駐スイス大使を本国での協議のため召還すると発表した。

オバマ米大統領は19日、米国が事前に、文書案が「十分に」修正されない場合は参加できないと警告していたことを強調。「人種差別の軽減には他国と協力し、世界規模で取り組みたい」との姿勢を示す一方、「(同会議は)その機会にならなかった」と述べた。

オーストラリアのスミス外相は、同会議が01年の前回会議と同様、「反ユダヤ主義などの攻撃的な思想を公言する場として利用されかねない」と懸念を示した。

一方、ピレイ国連人権高等弁務官は、米国などの不参加に「深い衝撃と失望」を表明し、「人種問題に取り組むうえで、ごく一部の側面だけを優先させている国があり、差別される人々への懸念が後回しにされている。人種問題はいかに困難であろうと、世界規模で討論する必要がある」と語った。


 イスラエルもアメリカも国連という場でこうした態度をとることは、世界中のあらゆる人種の人々の怒りを買うだけだということを忘れてはならないでしょう。

 強いものも弱いものも人民である以上、皆平等に生きる権利があり、そのために国連があるのではないでしょうか。

     [平成二十一年四月二十日の讀売新聞朝刊より]
     紙面をクリックすると読みやすくなります。
人を差別するべきではない_d0001610_8185328.jpg

    

 この頁、差別に絡めてこころ憎い編集をしているみたいです。逆にいえば、どれかを読み過ごす危険もありそうです。

 左上のコラムについては、あちらからか、こちらをたどって行って下さい。
by antsuan | 2009-04-21 08:14 | 情報通信・パソコン | Trackback | Comments(0)