あんつぁんの風の吹くまま

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アイリス・チャンの死

 「南京大虐殺ーー第二次大戦の忘れられたホロコースト」を1997年に書いたチャイナ系アメリカ人、アイリス・チャンが自殺した。36歳で、夫と子供を残して。この自殺を日本の報道機関はまだ発表していないらしい。
 実は、この本を論評抜きで紹介したNewsweek日本語版に対して、抗議の内容の投稿をしたことがある。昨年末には「南京大虐殺の写真を検証する」と言う本が出た。百パーセント偽の写真であることが裏付けられたと云う結果を書いた検証本だが、アイリス・チャンが此れを見てどう反論するだろうかと、ふと頭をよぎった。
 正直言って、この事実が自殺の動機になっているかも知れないと思うのだ。歴史的問題を書くには、彼女は若すぎると当時から思っていた。まるで大学の卒業論文みたいに、教授から資料を提供されて書いたような感じが拭いきれなかった。勘ぐって言えば、この資料提供元がバレるのを恐れて殺されたのかも知れない。
 日本人は前にも書いたように、自分たちの国の歴史を十分に習ってきていない。南京大虐殺については殆ど冤罪に近いと断言したい。そのことを知りたいのならば、真っ先に勧めるのが、鈴木明著の「南京大虐殺のまぼろし」という本だ。その他、歴史全体を知りたければ、ここにも載せた「渡部昇一の昭和史」が、きわめて時代考証を踏まえた名著である。
 アイリス・チャンの死はお気の毒だが、日本人にとって、出版された本だけが独り歩きし始める恐れの方が心配だ。

 ※ 年齢が間違っておりました。32歳ではなく享年36歳ということです。またお子さんの年齢も定かでないので削除しました。お詫びして訂正いたします。
  また、題名もあちらでは「レイプオブナンキン」という衝撃的な内容の本であることを付け加えます。
by antsuan | 2005-04-01 00:31 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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