あんつぁんの風の吹くまま

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平成の玉砕が始まっている


 日本人の自殺者数は毎年三万人以上に上るという。福祉の行き届いたスウェーデンでも自殺者は多いというが、我が国の場合は、企業戦士の玉砕と表現したほうが適切ではないだろうか。
 
 昭和の戦争のように、サイパン陥落、沖縄上陸の戦闘に見られた、民間人の自決となんら変わらない。あの悲惨な戦争から六十年を過ぎても同じような過ちを繰り返している。反省が足りないのではなく何かが間違っている。

 思えば、我が国は明治維新後いまに至るまで、白人社会の規律を国際基準と崇め、それに従うことによって国際社会の仲間入りをしようと必死になって生きてきたが、果たして、それが正しかったのだろうか。

 ソビエトという共産主義帝国が滅び、今度また資本主義帝国のアメリカが沈んだ。大英民主主義帝国は、あの大戦に勝利したというのは名ばかりで、本当は戦艦プリンス・オブ・ウェールズがマレー半島沖に沈んだ時に瓦解したのだ。

 はっきり言おう。白人社会が決めた国際基準がいいかげんなのだ。ペリー提督の砲艦外交で交わされた不平等条約以来、日本人がその規約に則って力をつけてくると、欧米諸国は平気でその規約を無視し、または破って、あらたに無理難題を押し付けてくる。今現在に至るまでそれは変わらない。

 それは条約だけではない、各種オリンピック競技の規約然り、ワールド・ベースボール・クラシックの規約然り、環境問題の京都議定書然り。それなのに、我が国民はあたかも自分たちの反省が足りないかのように、悩み、無理難題に従おうとする。

 あの大東亜戦争までの昭和の戦争を、侵略戦争だったと未だに反省している日本人がいるけれども、もう止めるべきだ。なぜなら、侵略戦争の定義は白人社会が日本民族を貶めるために勝手に決めた基準なのだから。

 我が国が間違っていたとすれば、欧米の云う国際基準に則って、朝鮮半島及び支那大陸の民族と国交を交わそうとしたことだろう。チャイナや北朝鮮は今なお自分たちの基準で外交をしている。もちろん、欧米各国も昔と全く変わっていない。

 我が国の憲法九条が素晴らしいというのならば、これを国際規約として通用させるように外交努力をするがよい。それでなければ鎖国するしかない。自分たちだけそれを守っていれば良いという考えは、九条が国際関係において役立たずなものであることの証明でしかないのだ。

 木村尚三郎は「和魂和才のすすめ」という本を昭和の年代に書いている。この昭和の時代に、我が国を貶めるための国際基準を、国民がしっかりと糾弾していたら、世界はこの様な愚かな紛争の続く社会にはならなかっただろう。

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by antsuan | 2009-03-12 12:30 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(8)
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Commented by Emitan at 2009-03-13 07:37 x
スエーデンではあまりにも整い過ぎていて人生の目標が必要無く、生きる気力が無くなると言う話を聞きました。本当でしょうか?
Commented by antsuan at 2009-03-13 08:07
・Emitanさん、自立する緊張感が不要な、至れり尽くせりの福祉は、ボケ老人をたくさん作り出してしまうようです。
 やっと、偽物が淘汰される時代が来たようです。そういう意味では不況もまた良しではないでしょうか。
Commented by 無知拍ち at 2009-03-13 13:02 x
>ボケ老人をたくさん作り出してしまうようです。

それが何か?

>偽物が淘汰される

何が「本物」か、を教えてくださらないと....
Commented by antsuan at 2009-03-13 15:32
・無知拍ちさん、他人のコメントへの返事に茶々入れるのは良くないね。
Commented by sweetmitsuki at 2009-03-13 20:44
無知拍ちさん、建設現場で働く者からの横レスですが、バブル期に建てらてた建造物にはイイカゲンなものが多く、今、私たちが苦労させられています。
それから、資本主義の原理からすれば需要のニーズに応えられるのが本物ではないかと・・・
何が「本物」か、とは門外漢にいくらわかりやすいように教えてもご理解いただけないでしょけど。
あんつぁん、他人のコメントへに茶々入れてすいません。
良くない事ですよね。


Commented by Emitan at 2009-03-13 21:18 x
私ら戦争直後生まれは、親から子供達だけは苦労させないと育てられ。其の子達は、有り余る物とお金を与えられて育ち、仕事やお金の有り難さを知らないでこの時期初めて其の大切さを知った事でしょうが、辛いでしょうね!其の上 仕事まで無くなってしまって。でも其の子共達が親に負担掛けられないと言ってアルバイトして学校に言ったり、進学を諦めたり。やっと日本人も物:お金:仕事の大切さを知る機会に巡り会いましたね。本物の時代が来るのでしょうね。当人にとっては生死の問題かも知れませんが、不況が本物をを造るとは皮肉な事ですね。
Commented by antsuan at 2009-03-13 22:49
・mitsukiさん、今、凄い春の嵐が吹き荒れています。こういう自然の脅威に耐えて生きてきた日本人は、本物の人間の生き方も良く知っていたのではないかと思うのです。
Commented by antsuan at 2009-03-13 22:49
・Emitanさん、「本物」が何かを、他人に聞く必要なんかありませんよね。人に聞いたって分かるものじゃありませんし。