あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

上に立つ者

男をダメにする“過保護妻”
2009年2月27日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ

●「頑張れ、日本一!」に視聴者は絶句

「あの“飲んだくれ会見”より呆れた」という人も多いだろう。16日、中川昭一前財務相(55)が自宅前で報道陣に取り囲まれた際、家の中から「ガンバレー、日本一!」「頑張れ、頑張れ、大丈夫!」の声が響いた。声の主はだれあろう、郁子夫人(49)である。

 夫の醜態が世界中に配信されたというのに、今度は妻の場違いな声援が日本中に響いたのだから、テレビの視聴者はのけぞったはずだ。

 作家の麻生千晶氏が言う。

「呆れてものが言えませんでした。『日本一!』なんて、歌舞伎の掛け声かと思いましたよ。もし私が郁子夫人の立場なら、夫の失敗に死ぬほど恥ずかしい気持ちになるはず。掛け声なんかかけられません。本来、夫人は“夫に代わって私がお詫びします”と頭を下げるべき。なのに彼女は“夫を励ましてどこが悪いの?”という考えなのでしょう。私に言わせれば、夫婦そろって非常識ならぬ“無常識”。奥さんがあれだから、ご主人もおかしくなるんですよ」

 この妻にして、夫がこうなったというわけだ。

「最近、40、50代男性の妻に増えているのが悪妻です。夫の仕事に口を出したり、夫を必要以上にかばったり自慢するタイプ。結果的に夫がバカにされ、人間関係がぎくしゃくしているのにそれに気づかない。こうした過保護妻のせいでダメなサラリーマンは増える一方です」(フリーライターの三井由美子氏)

 40歳過ぎたら“妻離れ”しましょうね。

(日刊ゲンダイ2009年2月24日掲載)



 主権在民である我が国においては、国民一人ひとりが「上に立つ者」であるわけですが、最低限、内閣の各大臣においては「上に立つ者」の自覚が必要です。

 長老の塩爺であってもチャーター便を使わないように心がけていたというのに、若造大臣がチャーター便を使い、酔っぱらって公務に就くなんてことをして良いわけがありません。

 ましては税金で維持している国立大学で学問を習得した者は、私的な時間を過ごすにあたっても、過度な贅沢は許されないはずです。

d0001610_15462014.jpg

 チャイナの歴史においては、君子としての成功談失敗談、つまり帝王学が数多く残されていますが、良く知られている「四書五経」より「貞観政要」の方がより平易な文で書かれているようです。

 「写本」と「写経」の違いを私は知らなかったのですが、「写本」は編集に近い意味があって、書き写した人の解釈が含まれてくるのに対して、「写経」はありのままに写す業務を云うそうです。そして刮目すべきは、昔からその大陸の文書が広く我が国で愛用され、研究の対象となっていることです。

 驚くべきことに、北条政子はその帝王学としての「貞観政要」を、わざわざ仮名に翻訳させて読んでいたというのですから、「武士道」が処世術として完成するのも、むべなるかなと納得する次第です。そのように考えると、政治不信の今日、民主主義国の市民が、「貞観政要」を学び直す絶好の時ではないかと思います。
by antsuan | 2009-02-27 15:42 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://antsuan.exblog.jp/tb/9397266
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by yukiwaa at 2009-02-27 20:22
中川大臣の奥さんの発した言葉には驚きましたが、後日談として彼の父親が自殺している事。中川大臣が“ガラスの心臓”だとかで、家族は労わらざるを得なかったのか?と情状酌量しても、やはり不思議な掛け声でしたね。
中川さんは政治かもやめられた方が良いのでは?と奥さんの言葉で感じましたが。
Commented by antsuan at 2009-02-27 20:58
・yukiwaaさん、息子に対してだったら何となく分かるんですがね。
奥様もさぞかし立派な大学を出て教養もお有りなんでしょうが、中川さん、東大の法学部で知識と教養をたっぷりと身に付けてきたはずなのに、あゝいう姿を見せ付けられると、私立の学校に息子を通わせていることを自慢したくなります。

Commented by みみずすまし at 2009-02-27 23:53 x
そうそう、貞操観念は大事です!

すんません、茶化して。
だーって貞観政要なんて知らんもん。
組織は徳の高い者をトップに据えて才のある者が周囲を固めるべきというようなことが書かれてる本?
Commented by antsuan at 2009-02-28 10:20
・みみずすましさん、「貞観政要」何ていうものがあることをいままで知りませんでしたので、本屋でこれを見つけた時、わたしも貞操観念かと思っちゃいました。(笑)
「庶民を苦しめたら国が危うくなるから、上に立つ者は人心が離れて行かないように贅沢をしてはいけないなぁ」と皇帝がいっていたという唐の時代の話のようです。

ちなみに、支配階級が貧しかった国は日本だけではないでしょうか。