あんつぁんの風の吹くまま

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日本は凄い国

 今日の寺島実郎氏の話を、いつものように日本放送協会のラジオ番組「ビジネス展望」で聞いていて、つくづく溜め息をついてしまいました。「日本って凄い国なんだなぁ」と。
 
 話は簡単です。アメリカもロシアも日本に助けを求めているのだというのです。我が国が経済大国で、この世界大不況の中でもくしゃみ程度しかしていないのは、円高になっている社会情勢を冷静にみていると直ぐ分かるのですが、それにしても、今ほど我が国の指導力が求められている時は、歴史上かつて無いといっても過言ではないでしょう。本当に凄いことです。日本の国民が真っ当に活きてきた努力の結果であります。

 過去の戦争で流した尊い血はけっして無駄ではなかった。しかし、忘れてならないことがあります。国が富んでも国民が豊かにならなければ何の意味もないのです。これからの我が国を担う政治家は、世界の人々のための指導力と、我が国民を安心させる責任遂行能力の、両方を求められているのです。

 そのことを考慮すれば、国力にあった憲法に改正する好機といえましょう。首相公選制、国民投票制の憲法改正を声高に叫ぶ時ではないでしょうか。
by antsuan | 2009-02-20 10:37 | 政治・経済 | Trackback | Comments(2)
Commented by sweetmitsuki at 2009-02-21 05:45
公選、投票制で選ばれた私の住んでる地域の知事は公共福祉よりオリンピックのほうが大事なようで、そんな人を選んでしまった私たちが悪いのですが、他の自治体ではタレント出身の知事がそれなりの実績を治めているようですし、首相も国民投票で選ばれるようになる時代に来ているのかも知れません。
その時は、人気があるとかカッコいいとか国民的映画俳優の兄であるとかそういう基準で選ばないでもらいたいものです。
Commented by antsuan at 2009-02-21 12:52
・mitsukiさん、昔も今も、適切な指導者を選ぶにはどうしたらよいかを市民は自問しなければならないと思います。その点、情報通信技術革命が多少なりとも隔たった情報を是正してくれると期待しています。
国民的映画俳優のお兄ちゃん、シーマンシップなんてとうの昔に忘れちゃっているんじゃないでしょうか。いやいや、そんなものは持ち合わせていなかったというのが本当のところのようですね。