あんつぁんの風の吹くまま

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中東和平と日本

 アメリカ合衆国は古い殻を捨てたが、イスラム社会を踏みにじった傷はあまりにも深く、大いに反省せねばなるまい。

 英国のサッチャー政権以来、行き詰まってきた資本主義、民主主義を打破すべく、規制緩和と自由経済の推進が容認されてきたけれども、それに加えて、米国のネオコンの場合は、力による民主主義、ひいては自由主義の覇権を唱え、独裁国家の陥落を外交政策の目的に置くという、極めて革新的な思想および外交政策に走ってしまったと云える。

 それは、ソ連を倒したところまでは正しかったけれども、ソ連が自壊してしまったために、その有り余った力を、貧しいイスラム社会にも振りかざしてしまった。何故か、それは新興国が発展する過程で必要な独裁的民主主義を否定したからに他ならないと思う。

 ナチスを例にとるまでも無く、民衆が独裁者を支持するのは、未熟な若い民主主義国家にとって避けられない発展過程なのだ。しかしながら、平和裏に朝鮮、満州を統治した我が国に対して、侵略者としてのレッテルを貼りつづけたがために、新興国の民主化の芽を摘み取ってしまったのだ。
 
 もし我が国が、あの大東亜戦争が侵略戦争ではなかったと主張しつづけ、イスラエルに朝鮮、満州のような統治を呼びかけたとしたら、中東和平はもっと身近なものになっていただろう。卑屈になって米国に隷従した我が国の責任は軽くない。
by antsuan | 2009-01-25 07:56 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)
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