あんつぁんの風の吹くまま

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医療業界の実態はこれだ

「癌研」13億4000万円の粉飾決算
2009年1月16日(金)22時16分配信 読売新聞

  国内屈指のがん専門病院を運営する財団法人「癌(がん)研究会」(東京都江東区)の安西邦夫理事長(東京ガス相談役)は16日、記者会見を開き、財団が2007年度の決算報告書で、収入を水増しするなどして約13億4000万円の粉飾決算を行っていたと発表した。財団は医師や職員の賞与を支払うため、半年ごとに銀行から約10億円のつなぎ融資を受けていたが、前事務局長(65)が「赤字が大きいと貸してくれない」と虚偽の決算を作成したという。

 安西理事長らによると、決算の粉飾は前事務局長が前常務理事(69)の承認を得た上で、財務部などの職員に指示して行われた。財団が経営する「癌研有明病院」(同)の07年度の財務について、架空の医療費の収入伝票などを作成して約8億9000万円を水増しする一方、業者に支払った薬代のうち、約4億5000万円分を帳簿から除外した。その結果、実際は約33億円の赤字を、約20億円に圧縮していた。

 財団は16日、07年度決算を修正する報告書を文部科学、厚生労働両省に提出した。

 同病院は05年3月、東京・西巣鴨から江東区有明に移転した際、用地購入費などとして金融機関から約317億円を借り入れた。しかし、西巣鴨の土地が計画より22億円安い値段で売却せざるをえなくなったほか、薬剤費の高騰などが重なり、資金繰りの厳しい状況が続いていた。

 そうした中、年2回の賞与の際には各約10億円を銀行から一時的に借り入れ、半年ごとに返済してきたという。前事務局長は財団の調査に対し、「計画通りに収支が改善しないと、銀行との関係が悪化し、貸してくれないと思った」と説明した。

 粉飾を承認していた前常務理事は昨年6月に退任。後任の常務理事が気づき、両省に報告していた。財団は今後、公認会計士らを入れた調査委員会を設け、再発防止策を作る。安西理事長は会見で「全く予期していなかった。(前事務局長と前常務理事は)責任感が強いタイプだったが、やってはいけないことをしてしまった。責任を感じている」と謝罪した。

 両省は財団が自発的に調査・報告した経緯を酌み、処分は行わない方針。文科省の担当者は「あまりにもお粗末。調査委員会の調査を見守りたい」としている。


   悪い奴らを蔓延らせいていて、世の中が良くなる訳が無い。
by antsuan | 2009-01-17 00:04 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(8)
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Commented by saheizi-inokori at 2009-01-17 08:51
癌研には恨みに近い気持ちをもっていますが、この件はなんだか気の毒な感じもします。
銀行が貸してくれればいいのですよね。
着服とかではなく。
癌研が借りられない(かどうかはわかりませんが)ならもっと零細な病院は大変ですね。
Commented by antsuan at 2009-01-17 10:04
・やはり、病人を救うと云う気概が欠けていると思うのです。
こういう財団こそ、今の保険医療では病院経営を維持出来ないと、声を大きくして言うべきでありましょう。
Commented by anthonberg at 2009-01-18 06:47
銀行も運営が大変なのでは?そう考えると今の日本はどうなっているんだ?!と思いますね…。個人会社も駄目、大手も駄目、病院も駄目、国も駄目…。どこから立て直せばいいのでしょう?
Commented by antsuan at 2009-01-18 10:14
・みんなアメリカのいいなりにやって来たツケが回ってきたんでしょうね。
anthonbergさん、そのことに気が付けば、やり直しはそんなに難しいことではないと思っています。
Commented by anthonberg at 2009-01-19 09:00
ちなみに難しくないというのはどのようにやり直せるのでしょうか?問題に気付いても立て直しはそう簡単ではないのでは??壊すのは簡単だけど元に戻すにはその倍以上の時間が必要になってくるのではないでしょうか?
Commented by antsuan at 2009-01-19 09:35
・株主第一主義で、お客様を二の次三の次にしたのがアメリカのやり方です。我が国は江戸時代から、武士は主人のための奉公人、商人もお客様あっての商売と云うように、人のために尽くすことを第一としてきました。つまり、日本再発見。
anthonbergさん、全然難しいことではないはずです。
Commented by anthonberg at 2009-01-19 19:59
しつこくてごめんなさい。あんまり意味がわからないです。(^^;;;
過去の話に照らし合わせるのではなくて現在どのように改善するのか、それが難しくない、というのを具体例が挙げられるのなら教えて欲しいという事なのです。でなければ難しくない、と言えないでしょう。
アメリカのいいなりになって来た日本というのは、米のように客を二の次にしたという事ですか?私としては日本はお客様第一主義だと思うのですが…特にヨーロッパなんかにいると日本程客を大切にする国はないな、と。今でも人の為、の方が強くて自分そのものを犠牲にしなければいけない人は日本に大勢いるのでは?
そもそも国そのものが借金国なのに、税金を上げる事で復活出来るレベルの話じゃないと思うのですが、その辺りも難しくないのでしょうか?
一般的に国の情勢や金銭問題などに関しては言葉では簡単でも現実的な目でプラスにするには容易ではないと思いますが…簡単だと思うなら…あんつぁんが具体例を挙げて訴えてみては?!
Commented by antsuan at 2009-01-20 00:24
・ >一般的に国の情勢や金銭問題などに関しては言葉では簡単でも現実的な目でプラスにするには容易ではないと思いますが…
anthonbergさんのおっしゃるのももっともです。
お客を大切にする民間人は昔から頑張っているのですが、国民の安全を食い物にしている官僚機構というモンスターがいるんです。
ですから、小泉さんが推し進めてきた構造改革、つまり民営化や公務員制度改革を実行すれば、年間二百七十兆円もの特別会計を含めた予算を有効に利用することが出来、見る見るうちに国民は豊かになるでしょう。ライフログに載っている本には、そのようなことが書いてあります。
何せ、経営の神様だった松下電器の松下幸之助は、日本は無税国家になれると豪語していたくらいですから。