あんつぁんの風の吹くまま

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尻切れトンボの教育論

 英語が出来ないことに劣等感を持っている人間なのだが、いつの頃からか開き直って、英語というより横文字を使う人には、英語が出来ないので分かりませんと、とぼけることにしている。特にお役人さんや政治家の横文字好きには閉口する。

 それでも日本は貿易立国でもあるし、否が応でも国際交流をしなければ生きていけない時代となって、若者たちはなんの抵抗もなく横文字を使い、あるいは適当に習得して海外に飛びだしてゆく。パソコンの文字入力もローマ字入力が普通で、中学校でさえもその方式で教えている。英語を第二公用語として認知しようという発議も国会で論じられる昨今ではある。

 本当に日本語が消えてなくなるかもしれないと時々心配することもあるが、しかし、そのうち年をとってくれば私のように、「日本とは、日本人とは、日本文化とは」とかに、横文字文化に慣れ親しんだ者たちも関心を持ってくるに違いないと楽観視している。それは何故かというと、外人の方が近ごろは日本に興味を持ちだし、日本を知るようになったからである。外人より自分の方が自国のことを知らないと気づいたとき、若者は大人になり、本当の文化の意味を理解するのだと思うからだ。そう、外国人という発想ではなく外人という発想が日本の思考文化であることに気づくと思う。

 先に書いた、超過激派革命闘士家重信房子でさえも、娘に日本語を教え、日本の生活習慣を教えている。本当は過去の歴史や文化を否定しなければ革命家とは云わないと思うのだが、それは別の話で、とにかく日本の文化を伝承しようとしたことは他所の文化より優れているという認識の表れのはずなのだ。

 娘のメイさんも、日本が自分を受け入れてくれるか心配だったと胸の内を打ち明けていたが、彼女が思った以上に人々も社会もそして家族も受け入れたようだ。これは日本の社会が昔よりも成熟したことを意味するのではないだろうか。いやひょっとしたら異文化の人を受け入れるというのも日本文化の特質かもしれない。

 こういう文化を教える学校教育の中にも変化が表れて、公立中学校の校長に民間の第一線労働者(ビジネスマン)が就任したりして、世の中の行き過ぎた振り子を戻す動きが出ていることは、教育においても健全的に成熟しつつあることを示しているようで、嬉しいことである。
と、今回は教育について語るつもりでいたのですが、尻切れトンボでした。

 それにしても「ひらがな入力」者の肩身の狭いこと。何とかなりませんか。
by antsuan | 2005-06-10 00:21 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(2)
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Commented by flight009 at 2005-06-11 14:18
そういえば、富士通のOASYSシリーズを中心に使われていた「OAシフト」キーボードってのもありましたけど、どうなったでしょうね。
シナリオライターの雪室俊一氏が、「まだ使っている人がいたら譲ってくれ!」と、ネットのエッセイで叫んでましたけど。

http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/05_column/yukimuro06.html
Commented by antsuan at 2005-06-12 07:31
ひらがな入力は慣れてくると絶対早いです。
日本人の思考言語を乱す、ローマ字入力は止めて欲しいと思います。