あんつぁんの風の吹くまま

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祈り

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 モロッコ(ゲーリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ)、望郷(ジャン・ギャバン、ミレーヌ・バラン)、風と共に去りぬ(クラーク・ゲーブル、ビビアン・リー)、駅馬車(ジョン・ウェイン、クレア・トレバー)、女心もわからないくせして、不思議なことに中学生時代からこんな映画を観ていました。おそらく、母の青春時代に見た映画に興味があったからだと思います。母と映画の話をすると、聞いているだけでダンディな俳優のイメージが沸いてきたものです。

 その母は、私が家を出てから短歌を始め、ときどき新聞に入選するような深い感性の歌を作っていました。しかし、脳腫瘍の手術をして九死に一生を得て戻ってきたとき、既にその鋭い感性は失われていました。それでも私は、普通の母に戻ったような喜びを感じたのです。自分の母がそばにいる無上の喜びに浸っていました。

 今年一年を振り返ると、じつに色々なことがありました。事業は五十年と云う節目を無事に越えることが出来ましたし、趣味のヨットも、念願かなって憧れのヨットハーバーに置くことが出来ました。それだけではありません。やはり、充実したブログ生活が出来た喜びもあります。

 こんなへそ曲がり野郎にコメントを下さる方々とのお付き合いから得たものは、今までの人生経験と同じぐらい貴重なものがありました。一先ず、ここで厚く御礼申し上げます。そして、お陰様で少しは女心も分かるようになり、見合い結婚だったカミさんとも、より親密な夫婦生活を過ごせるようになりました。

 だから云うのではありませんが、皆様も是非ご自分の生活を第一になさって、新たな年をお迎え下さい。

 たとえ、病気と共存しなければならなくなっても、あるいは障害が残っても、そしてブログでのお付き合いが出来なくなっても、心の中で私は皆さんと一緒にいます。そんなの迷惑だと言われても一緒にいるつもりです。そういうお付き合いをこれからも続けさせて頂きたく、一年の区切りをつけるにあたり、よろしくお願い申し上げますと共に、皆様のご無事をお祈り申し上げます。

 そうです、私には祈ることしか出来ないのです。そして、祈りつづけたいと思います。
by antsuan | 2008-12-12 23:03 | 身の回り・思い出 | Trackback | Comments(4)
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Commented by みみずすまし at 2008-12-13 14:21 x
今年のあんつぁんは「変」だ(笑)
Commented by antsuan at 2008-12-13 14:46
・ガーーン! せめて、成長したと言ってくれ。(苦笑)
Commented by Emitan at 2008-12-15 23:22 x
何か!遺言に思えるのですが!も少し現世でお付き合い下さい。
Commented by antsuan at 2008-12-16 08:21
・板子一枚下地獄。
Emitanさんもそれを痛感されていると思います。
今そこにある幸せをしっかり感じていたいと思っています。

あはは、私のすねを当てにしている子供たちがまだいるので、そう簡単にはあの世には行けそうもありません。