あんつぁんの風の吹くまま

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戦略無き国家は滅びる

 外国の国家戦略を見抜いてキリスト教を禁止した徳川幕府、帝国主義国家の戦略を見抜いて開国した幕末の志士。ロシアの国家戦略を察知して戦った明治の元老。

 しかし、第一次世界大戦後、富国強兵を達成したことにより、我が国の政治家は国家戦略を描くことをやめてしまう。そして、外国の国家戦略を探ることを怠り、政治が腐敗して軍人官僚の台頭を許し、その横暴の成すがままに、英米の戦略の罠にハマってしまった。

 戦後六十年を過ぎて、続々と諸外国の過去の国家秘密文書が公開されてきて分かったことは、簡単に英米の戦略にハマってしまった無能な外務官僚と無能な軍人官僚を信用した民衆、つまり国民の愚かさである。

 「世界はみんな腹黒い」、歴史がそれを証明していることに目を背けて、何を反省すると云うのだろうか。
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       文藝春秋 第八十七巻 第一号 新年特別号より 
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by antsuan | 2008-12-11 19:18 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Emitan at 2008-12-12 16:16 x
現在はどうやrらお粗末な政治家は日本だけでは無さそうなので、・・・・・うーん!
Commented by antsuan at 2008-12-12 23:09
・だからこそ、他所の国の戦略に注意しておかねばならないと思うのです。他所の国を信じるなんて飛んでもないことです。