あんつぁんの風の吹くまま

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小泉首相のしたこと

 [ マネー戦争に勝利した我が国は、勝って兜の緒を締めよ ]

 いま小泉元首相の偉大さに感服しているところです。皆さんはもうお気付きでしょうか。小泉さんの誉め殺し大作戦を。

 ブッシュ大統領にマネー戦争を密かにけしかけ、イラク戦争軍資金のための米国債購入、洋上無料ガソリンスタンドの営業など、日本という打ち出の小槌を渡し、プレスリーの真似や土下座などをして、それを振り回し、ブッシュを屋根の上で踊らせました。

 そして首相を辞めることにより、屋根の上に登っているブッシュに気付かれないように、静かに梯子を外したのです。ですから、自分のあとは誰が首相になっても良かった。誰がなっても、ブッシュのために打ち出の小槌を振るような人物はいないことを知っていたのです。

 ブッシュは、日本という打ち出の小槌をいくら振っても金が出てこないのを知って慌てたけれども、もう後の祭り。仕方なく、北朝鮮のテロ支援国家解除を表明してチャイナにすり寄り、お金を融通してもらったのです。しかし、ますます日本からの支援は細り、サブプライムローンの焦げ付きで、ついにドルの信用収縮を起こしてしまい、マネー戦争に負けてしまったのでした。

 我が国はマネー戦争に勝利したのです。そればかりではありません。黒人のオバマ氏が米国大統領になったと云うことは、二十世紀からの我が国の悲願だった人種差別戦争にも勝利したのです。実に日露戦争以来の快挙といっていいでしょう。小泉さんは陸軍の大山巖大将と海軍の東郷平八郎元帥の役を一人でやってのけたのです。物の見事という他はありません。

 しかし、マネー戦争はまだ終結したわけではありません。我が国も多大な犠牲を払っているのです。一刻も早くこの戦争を終わらせなければ、相打ちになってしまいます。今、我が国がやるべきことは、実を捨て名を取ることです。日露戦争の時のように。

 そこで、私は日本の民主党に提言いたします。自民党と連立を組めと。国民に名を持たせ実を捨ててもらうには憲法改正が必要です。首相公選、国民投票制度実現のための憲法改正こそが、名なのであります。国の借金はまだそのままでいいのです。

 小沢代表もこれで日本の政治に名を残すことが出来ます。民主党は憲法改正を条件に、自民党に連立を持ちかけるべきではないでしょうか。
by antsuan | 2008-11-10 12:15 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)