あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

「いざ」というとき

d0001610_20581182.jpg

 高山  ・・・生涯賃金をつぎ込んでも手に入らない立派な飛行機を与えられて、出陣式と敬礼によって見送られると云う死を兵士に与えることは、実は戦場では最高の処遇と言えるのではないかーーーこんな話でしたけれど、自らの生を無為に長く過ごすよりも、可能なかぎり意味あるものにするために、死ぬとわかっている戦いに行くと云う、そういう"生き方"もあるのだと、いたく感心したのを覚えています。

 日下  わかります。・・・
爆弾を投下しながら街を焼き払って悠々と飛び去るB29を見上げながら、新聞に出てくる「神風特攻隊」が羨ましくて仕方がなかった。この思いは今の日本人に言ってもわかってもらえないかも知れないが、「戦闘機を一機もらって、敵に一矢報いて死ねる人は幸福だ」と思っていた。犬死にするのを待ちながら暮らしていたからです。・・・
・・・そして、いざとなれば、その精神を発揮するのが日本人なんだと思っている。だから、普段はお人好しでかまわない。「いざ」というときが来なければね。


 じつは、小学校低学年の時に、私も日下公人と同じ気持ちを持っていた記憶があります。我が国は戦争に負けた国なんだという悔しさが分かってきたのでしょう。それは貧しい暮らしをしていたからではなく、誇りを失って打ち拉がれた大人を見ていたからだと思います。

 この本の終わりに、日下公人はこう言っています。
 
 戦後の日本が克服しなければならない課題は、「日本が強く主張すると他国の反発を買って摩擦が増える。経済的に得をしないから、相手の要求を聞いたほうがよい」という事なかれ主義と、他者への迎合を友好と思い込む"敗戦国症候群"です。
 日本が自ら変わろうとすることに対し、「日本は再び軍国主義へと向かうのか」などと質問してくる外国の記者がいます。(笑)
 そんなとき、私はこう答えるようにしています。
「それはあなたたち次第だ。日本は、相手が紳士的に振る舞う国であれば紳士的に付き合う。もし野蛮な、理不尽なことを押し付けてくるようならば、こちらもそれに応じて変化する。日本の軍国主義の復活を心配するというのは、あなたがたの中に日本に対して理不尽なことをしているという自覚があるからではないか」
 あなたがたの世界はみんな腹黒い。日本人は、お人好しだが、それでもあまりに侮ると痛い目を見るよ、と。(笑)

 
 韓国経済は、今年初めから破綻の危機に瀕しています。前回の韓国経済危機の時には、日本は黙って資金提供をしました。しかし、それに対して韓国は感謝するどころか、日本のせいでこうなったのだと文句を言いいました。
 「ウォンの下落 日本はどんな処置も取らない」
昨日、河村官房長官はこういう談話を残した。気の毒だが、韓国は痛い目を見るしかないだろう。
by antsuan | 2008-10-17 21:07 | 政治・経済 | Comments(0)