あんつぁんの風の吹くまま

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やじ馬としてチェ・ゲバラを考える

 チェ・ゲバラを知っている人は共産主義者かテロリストだ。というのは冗談だが、革命家の彼のイラストを見た事は誰しもあると思う。キューバで革命を成功させた彼は、カストロとたもとを分かち、再び悩める庶民の中に溶け込み、南アメリカ大陸の土となった。

 なぜ、チェ・ゲバラの事を思い出したかと云えば、ブログでの二人の看護師の生き方を見比べたからだ。これはへそ曲がりな右左あんつぁんの勝手な評価であり、独断と偏見の満ちた非心理学的な直感的な想像でしかない。

 一人はワイルドな社会で生活している。もう一人は定職には就いていない。しかしフリーターと云うよりは個人営業風に仕事をしている。この二人を比べて、一人はカストロ的であり、もう一人はチェ・ゲバラ的であると思ったのだ。

 患者さんの悩み苦しみを十分に理解できる看護師はそう多くない。その中であっても、患者さんの目線で看護出来る人はもっと少ない。しかし、患者さんとともに悩み苦しむ人は殆どいないと思う。当然の事であって、患者さんと一緒に悩んだり苦しんでいたら仕事など出来ないからだ。はっきり云って患者さんと一緒に悩み苦しむ人は変人である。しかし、神を信じる人は意外とこういう変人が多いのではないかと思うのだ。

 患者さんの目線で立って社会の矛盾に苦しみながらも、自らの身も偏見に晒されながら看護に従事する人にとって、患者さんと一緒に悩み苦しむ看護師なんて、バカでキチガイと一緒で受け入れられないだろう。

 チェ・ゲバラは社会の底辺にいる庶民に溶け込み、一緒になって悩み苦しんだ革命家だった。単なるテロリストではなかった。だから英雄なのだ。同様に、ボランティアを二十年間以上もやっている人は、名も無き英雄だと思う。
by antsuan | 2008-10-11 19:26 | 文学・教育・科学・医療 | Comments(13)
Commented by antsuan at 2008-10-11 21:46
トラックバックされた方へ
 本記事の関係者でもなく、また微妙な記事の内容に誤解を生じさせる不適切なものと判断し、削除いたしましたのでお知らせします。
Commented by cazorla at 2008-10-11 23:07
チェ・ゲバラもあの方も喘息という共通点しかわかりませんが(笑)
かっこいい というのもいれてあげましょう 共通点に。

Commented by 乾燥ミミズ at 2008-10-11 23:11 x
いや、今は看護師の仕事は半分くらいしかないです。
そもそも、フリーの看護師なんてないじゃないですか(笑)
渡りの看護師ならいるけど。
で、組織の中で仕事しようとしたら、思い通りになんかならないことだらけですよね。
問題は次なのですが、公務員なら世のため人のためが理念ですから上司に背いても自分の信じる仕事をすべきと思います。
でも、単なる雇われ看護師が上司の命に背いちゃいけない。
自分の仕事が認められないなんて寝言言っちゃいけない。
と、僕は思ってます。
本当に人のために自由にやりたきゃボランティアで災害現場でも飛び回ればいいんですよ。
あるいは、自分で事業所立ち上げるか。

ところが、看護師の中には自分を白衣の天使と勘違いしてるバカがいて、独善的に患者さんのために、、、とかやるんですね。
で、本人いいことしたつもりで自分に酔ってる。
そういうのがチームの中にいるとすっごい迷惑。
と、極論ぶってみますた。
Commented by 乾燥ミミズ at 2008-10-11 23:17 x
うーん、人格疑われるコメだなぁ。。。

↑これ、貼り忘れてました。
ついでに、僕はボランティアなんかしてません。
周囲が僕のしてることをそう評価するだけです。
Commented by antsuan at 2008-10-12 08:20
・カソルラさん、この喘息であるという共通項はかなり大きいように思いますよ。 あと、拳銃はぶっ放さないけれどもブラックジョークは派手にぶっ放しますしね。(笑)
生活から滲み出てくるカッコよさ、ちっとまね出来ない。
Commented by antsuan at 2008-10-12 08:20
・乾燥みみずさん、極論ぶるのが革命家的でもあります。(笑)
Commented by antsuan at 2008-10-12 08:23
・チェ・ゲバラも人格には拘っていなかったでしょう。
人の評価を気にしないというところがカッコいい!

もう一方の方には、野蛮な社会が身近な環境であることを考慮するべきであると考えます。その辺は不良グループに身を置いた方ならばよく理解出来ることではないでしょうか。
Commented by 乾燥ミミズ at 2008-10-12 09:23 x
>もう一方の方には、野蛮な社会が身近な環境であることを考慮するべきであると考えます。

もう一方の方って、僕の思っている人だとしたら、考慮は拒否。
そんなもんを逃げ口上に使われてたまるもんですか。
ただ、患者さんのつらさを、想像する能力は相当なものと思います。

で、僕は、想像する能力も、ましてや理解する能力もありません。
努力もしていません。
看護師なんてただのメシの種です。
だから、どんどん仕事が減ってます(笑)
Commented by antsuan at 2008-10-12 12:34
・益々、ゲバラ的。(笑)
想像を押し付ける気は毛頭ありませんが、家庭内暴力を知っている人なら、暴力のなかで逃げられない環境に身を置くことの怖さと辛さを十分知っていることと思います。
Commented by 復活しつつあるミミズ at 2008-10-12 13:41 x
例えば、僕はオヤジを殺したかった。
同じように、患者さんにそれを思ったこともあります。

例えば犯罪者かそうでないかの違いは、思ったことを行動に移すかどうかだけの違いと僕は思っています。
そこが肝心だけど、別に大きな違いじゃない(社会にとってじゃなくて自分にとって)。
だから、おまえは今から人を殺すんだという言葉は、たえず自分に突きつけるべきだと。

で、話がずれてきてるので、続きはブログ再開してからに(笑)
Commented by antsuan at 2008-10-12 18:15
・人を憎んだことはあったけれど、殺したいと思ったことはなかった。その違いは何なのか考えてみたい。で、ブログを楽しみにしています。
Commented by anthonberg at 2008-10-13 03:24
関係ないけど"モーターサイクル・ダイアリーズ"を観に行って『チェ・ゲバラの映画だったのか!』と思ったのは私です。(^^;;;
なかなか興味深い行動でした、あの時代にたった1台のボロバイクで2人乗りして12,000キロもの旅行をしたんですからね。

どんな仕事でもそうだけど、相手の心を理解した上でプロとしての一線は必要ですよね。患者さんの家族の中には自分達と同じ態度を取ってくれない(例えば泣いている時に泣いてくれないとか)という事で看護師って冷たいという筋違いの事を言う人もいますからね。母に『人の死に向かう仕事は精神的に参らないか?』と言われたけど、自分の父でもう現実がわかった今、逆にプロとして向き合えるようになりましたから、最初の線を超えると『仕事』としては誰でも強くなれるのではないでしょうか?なれないと働けないよね…。(^^;;;
Commented by antsuan at 2008-10-13 07:19
・プロとしての一線、いい言葉ですね。チェ・ゲバラもその一線を越えたからこそ大衆の中にあって、銃を持って立ち上がったのでしょうね。

 anthonberg さん、看護・介護業務もまったく同じですね。でも、なれない、なっていないのにいっぱしの顔をして働いている人もいます。
 
 私も、最近チェ・ゲバラのことを調べていてその映画のことを知りました。南米ではチェ・ゲバラは救世主のように思われているようですね。