あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

怨霊の導き

 国民の多くはもう忘れてしまったかも知れないけれど、私は民主党の石井紘基代議士の死を忘れる事が出来ない。彼こそは特別会計に群がる族議員と官僚達の腐敗を追求し、それを暴露しようとした愛国者だったのだ。あの暗殺事件は戦前の五・一五事件と同じ性格を持つ。暗殺された犬飼首相は軍縮派であり、満洲における軍部の拡大に批判的な政党政治家であったように、石井代議士も特別会計を牛耳る官僚の暴走に危機感を抱いていた。

 我が国の本当の国家予算は、七十兆円とか八十兆円とか云う程度ではなく、驚くなかれ二百兆円を超える額である事を、初めて国会で公にしたのが彼の功績である。現在では、我が国は一般会計と特別会計を併せると二百五十兆円を超える大経済大国なのだ。しかも、その二百兆円以上の特別会計を好きなように食い物にしているのが省庁の官僚であり、そのおこぼれを頂戴するように官僚の言いなりになっているのが族議員なのである。

 我が国の変人総理大臣小泉純一郎は、郵政民営化を叫び、この特別会計をぶっ壊す事をやってのけた。そして、官僚の言いなりになる族議員を追い出したのである。しかし、安倍総理も福田総理も先代からの癒着があって、せっかく取り上げた特別会計をまた官僚達に返してしまった。

 今度の麻生さんは大金持ちの息子だから、特別会計の実体には無関心で、自分が首相になれば官僚は言うことを聞くと思っている。しかし、ここに来てようやく、自分には人気があっても、特別会計を食い物にしてきた与党自民党に国民は嫌気を差している事に気がついてきた。
 
 私は、石井紘基代議士の怨霊を鎮めるためには、民主党への政権交代か、特別会計を全廃してすべて一般会計にし、国会で一部始終を審議するしかないと思っている。

 しかし、これからの我が国の将来を考えると、憲法改正をして主権在民を明らかにし、官僚主導体制を排除する必要がある。そのためだったら大連立に反対しない。麻生総理大臣も小沢民主党代表も歴史に名を残したいのだったら、連立を組み、首相公選制にする憲法改正に着手するのが良かろう。
by antsuan | 2008-10-07 11:56 | 政治・経済 | Comments(2)
Commented by 乾燥ミミズ at 2008-10-07 13:34 x
>特別会計を全廃してすべて一般会計にし、国会で一部始終を審議するしかないと
教会会計も一緒です。
例えば牧師の退職金なんてのは億単位でしっかりプールされてるのに、会堂補修に借金を申し込んでも特別会計には手をつけるわけにはいかないと拒否されます。
で、信徒は雨漏りの会堂でバカのひとつ覚えで祈る、と。
雨漏りするのを止めたきゃ祈る前にすることがあるだろうに、と。
祈りってのはできること全部した後にするもんじゃないかと思ってる僕です。
そういう意味で、国民もまずできることをしなきゃと思います。
というわけで、比例区は民主党に入れます。
共産党が候補立てないから(笑)

首相公選制も賛成ではあるんですが、デメリットもあるんでしょ?
Commented by antsuan at 2008-10-07 14:23
・政教分離とは本来、教会が金に関わる事に口出しをしてはいけないと云う意味なのに、いつの間にかすり替えているんですね。
小泉さんは本当は公明党も排除したかったんだと思います。公明党も共産党も今の日本の政党は役人の操り人形です。

首相公選制のデメリットより、メリットの方が遥かに大きいです。針小棒大の謀略宣伝に乗せられないようにしないといけません。